ループイフダンは、やめとけ?

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ループイフダンやめとけと言われた

FXを始めたもののやり方が分からないため自動売買の契約をおこない数ある自動売買の中でも手数料の安いループイフダンを選択した方は少なくないはずです。そういった選択をした場合FXの取引に明るい人からはループイフダンやめとけと言われることがあります。なぜ手数料が安くわかりやすいシステムであるループイフダンを否定されるのか疑問に思う人も少なくありません。今回そういった疑問に対してなぜそういったことを言われるのか、また上級者や中級者はやめた方が良い理由、逆にやめない方が良い場合もあるということをお話しし、なぜループイフダンやめとけと言われたのか、その理由についてお話していきます。
まずループイフダンですが、簡単に説明すると買った通貨の価値が上がったら売り、下がったら買うということを繰り返す仕組みの非常にシンプルな自動売買システムです。そのシンプルさから取り扱いの証券会社の多くが利用料を非常に安く抑えているか、または無料で提供を行っています。こう考えるとタダ同然で提供しているシステムだからロクなもんじゃないやめとけという発想が出てきても不思議ではありません。それ以外にもやめとけと言われる理由はいくつかあり、そういった点をやや詳しいFX経験者がやめとけという発言に至らしめるのです。次の項目ではなぜやめとけと言われるのか、その理由についていくつか挙げていき一つずつお話ししていきます。

ループイフダンがやめとけと言われる理由

ループイフダンがやめとけと言われる理由は主に三つあります。損切が存在しないと言って良い、売買システムが少ない、通貨ペアの種類が貧弱という点です。
損切りという概念がないことについてですが、まず損切りの意味についてお話しします。買った通貨がどんどん価値を下げていく局面でこれ以上価値が下がる前に売ってしまうことです。言い方を変えると売りと買いのポジションをいったん止めて手じまいを行うことです。例えば日本円と米ドルのペアで取引を行っている場合、1ドル100円で買った米ドルが90円、80円と下がっているとき、含み損(この場合日本円に換算した場合の資産価値の低下分が含み損となる。100ドル1万円で買ったものが、8,000円になってしまえば2,000円相当の含み損が発生していることになる。)をこれ以上出さないために日本円に戻すことが損切りの意味になります。ループイフダンではそういった選択がない場合が多く(設定で損切をするようにできる場合もある)、どんどん価値が下がっていく局面では売るタイミングがつかめず、含み損も膨れ上がっていき最後はロスカット(投資した証拠金がゼロになるのを防ぐための強制決済、つまり取引強制終了)になるのが理由の一つです。
二つ目が売買システムが少ないという点です。多くの自動売買システムはいくつかのロジックを組み合わせている場合がほとんどですが、ループイフダンは一定値になったら売る、一定値になったら買うというだけのシンプルなシステムです。そのため複雑な相場の動きに対応できずいつしかタイミングが外れ自動売買が停止し、含み損を抱えながら停止してしまうという欠点があります。なのでどこかで自動売買を停止し、決済しないと損をしてしまい。そのタイミングが分からない人はやめておけと言われます。
三つめが通貨ペアの種類が貧弱ということです。シンプルさを追求しているため、基本的に選べる通貨ペアがありきたりなもの(米ドルと日本円、日本円とユーロなど)ばかりで大きな利益が出せる可能性を持っている外貨と外貨のペア(トルコリラと豪ドルなど)の選択ができません。そのため融通が利かないものに見えることがあり、そういった意味でやめておけ(使えないから)とも言われることがあります。
様々な理由は他にもありますが、ある程度の経験者が見れば選択枝が少なく対応力がない自動売買に写ることからやめておけと言われるのです。

中級者や上級者はループイフダンやめとけと言われて当然?

シンプルな売買パターン、選択肢が少ない通貨ペア、そして仕切り直しの損切りがほとんどできない。見方を変えると融通の利かない自動売買でFXの知識が豊富な中級、上級者から見ればやめておけと言われそうなループイフダンですが、果たしてそういわれて当然のシステムなのでしょうか。答えはそうとは言い切れないということです。その理由として十分に吟味された初期設定を行っておけば放置しても稼いでくれる可能性があるということです。どんなに優秀な自動売買システムでも頻繁にチェックを行わないとあらぬ方向に損失を出していってしまいます。そういった意味で自動売買であっても油断できないのですが、ループイフダンの場合単調な売買を延々と繰り返すので、相場の状況と設定値をうまくかみ合わせることができれば目的の資産になったところで止めて利益を確定させることができます。ただ、この設定値に関してはある程度の相場の知識が必要な場合も少なくないため、その点を知っている上級FX経験者が老婆心で初心者にやめておけと言っている可能性があります。このように単調な自動売買システムのループイフダンも設定値にこだわりを持てば奥深い自動売買システムになりうるという可能性を秘めているのです。

ループイフダンやめとけと言えないものもある

奥深さがあるといったことをお話ししましたが、数ある自動売買の中でも非常にシンプルなので初心者向けという側面もあります。確かに初心者向けの設定を行って低レバレッジで運用すれば銀行の利息よりは儲かるかな程度の非常に少ない儲けになることも多いです。しかし、FXの仕組みや流れを知るには良い教材になってくれるという側面も多く、運用にかかる手数料(基本的に無料が多いですが、スプレッドという取引にかかる手数料は取られます。)またひたすら売りを待ち続けるプログラム、ひたすら買いを待ち続けるプログラムと言った更にシンプルなプログラム設定もあるため初心者でもループイフダンが何をしようとしているのか、自動売買の動きについて把握できるというメリットもあります。また通貨ペアの貧弱さを欠点に挙げられる場合も少なくありませんが、日本円を軸とした通貨ペアに関しては初心者が扱うには十分すぎるほどのペアがあり、さらに含み損の把握がしやすいというメリットがあることから、初心者との親和性が非常に高く、他の複雑な自動売買よりはむしろ初心者に勧められる自動売買です。

ループイフダンはやめとけとは言い切れない奥深い自動売買

ループイフダンはやめとけとは言い切れない奥深さを持っています。確かにシンプルな売買システムで選べる通貨を少ないということからやめておけと言われる場合もありますが、設定値をこだわれば今後のトレンドを十分に把握しておく必要があることや売りのみ買いのみの切り替え、それら両方の対応と言ったシンプルな売買システムは選択するのが簡単で上級者であっても扱いやすいことに変わりはありません。そういった意味で必ずしも初心者向けの儲からない自動売買システムというわけではなく、十分に研究を行えばきちんと自動の収益を上げてくれるのがループイフダンであり、やめておけとは言い切れません。ただ、ループイフダンだけではなく、慣れてきたら他の自動売買システムにも挑戦し、そのうえでまた戻ってくるというような選択もおすすめしたいループイフダンとの付き合い方です。

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