ループイフダンと、南アフリカ・ランド

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ループイフダンで始める南アフリカランド

2018年11月のループイフダンの取り扱い通貨の改編で、南アフリカランドが追加されました。
この通貨について他の米ドルやユーロと言った通貨に比べると知名度が低く、初めて聞いたという方も少なくありません。
そんな通貨をループイフダンで回すのは、やや怖いものがあります。
そこで今回、この南アフリカランドについてその概要やループイフダンで回す場合のメリットやデメリット、そしてループイフダンではどのような通貨ペアとして利用できるのかと言った話題を解説しながら、肝心のおすすめの通貨ペアかどうかと言ったことにも言及していきます。

最初に南アフリカランドは、アフリカを代表する通貨で、いわゆる新興国通貨として知られているものです。
南アフリカ共和国で発行されている通貨であり、近隣のアフリカ諸国であるスワジランド、ナミビア、レソトといった国でも流通し、利用されている通貨となっています。
そのためアフリカで米ドル以外で影響力を持った通貨であり、過去ジンバブエの通貨制度が破たん状態にあった時期にジンバブエで流通していた通貨でもあったのです。
通貨コードのZARで、South African Randとは関係のない表記となっています。
これは、オランダ語で表記した Zuid-Afrikaanse Randを採用したものとなっており、ループイフダンでもこのZARを採用しているので、ZARと出てきたら南アフリカランドを意味すると覚えておくのがおすすめです。
そんな南アフリカランドですが、90年代から00年代にかけて下落のトレンド相場であり、為替取引としては、そこまで魅力的なものではありませんでした。
しかし、南アフリカ自体の政情が安定してきたことと、サッカーワールドカップなどで一躍世界の注目を浴びたこと、それに伴って経済が活性化したことから、00年代後半から価値が安定してきたという背景もあります。
このように少しずつ為替取引による利益を狙った投資であるFXでも利用されてきたというのが南アフリカランドです。

ループイフダンの南アフリカランドのメリット

ループイフダンにおいて南アフリカランドのメリットは、発展が見込める国である、高金利で高スワップポイント、ハイリターンが狙える、レンジが比較的狭いという点が挙げられます。
南アフリカ自体は新興国と言われる国であり、アフリカでも特に経済発展が目覚ましい国であることから、欧米や中国、そして日本と言った国々が投資を盛んに行っている国です。
そのため、今後も経済成長が期待できる国として知られており、通貨に関しても、そういった期待から価値を維持しているという背景があります。
金融政策により高金利であることも知られている国です。
そのため金利が低い日本との間でスワップポイントが多く発生しやすく、クロス円(南アランドと日本円ペア)で南アフリカランドを持っている状況では手持ち金にスワップポイントによる加算が行われるというメリットがあります。
また、時々相場が一気に動くこともあり、ループイフダンで決済注文が決まった際にハイリターンが期待できると言うのも魅力です。
これ以外にもレンジと呼ばれる一定期間の価格差が少なく、狭いものとなっており、7~11円程度と他の新興国通貨よりも安定している傾向があります。
こういったメリットを生かすことでループイフダンで大きな利益を生み出すポテンシャルを秘めた通貨として知られているのが南アフリカランドです。

ループイフダンで南アフリカランドを行う注意点

このようにメリットが多い南アフリカランドですが、注意点もあります。
それは、スプレッドが広い、トレンド相場になりやすい、リスクが高いということです。
スプレッドというのは買値と売値の差であり、南アフリカランドは米ドルやユーロと言ったいわゆる先進国通貨よりも取引量が少ないため、この差が大きくなりやすい傾向にあります。
そのため、決済を行う際に収益が少なめになることや買い付けを行う際にやや高めで買うことを強いられてしまいがちな通貨という点を注意する必要があるのです。
また、レンジが狭く安定しつつある通貨ですが、一度上がったり、下がったりするとそのまま相場が流れていくトレンド相場になりやすい傾向があります。
こういった傾向は、ループイフダンのような自動売買ではやや不利に働くことがあり、儲けにくくなることもあるのです。
最後に注意すべきはリスクが高いということを挙げます。
南アフリカはアフリカでも比較的安定している国家です。
しかし、世界に目を向けるとそこまで安定している国とは言い難い面もあります。
経済の低迷や内政問題を常に抱えており、ネガティブなニュースが流れると日本円や米ドルのそれとは比べ物にならない位価格が大きく動くことも少なくありません。
それに乗ってループイフダンが動けば儲かりますが、乗り損ねたり、誤って乗ってしまうことで、多額の含み損を抱えるリスクがあるのです。
その損失が投資した金額である保証金を超えてしまうことも珍しくないため、いきなり取引が終了してしまうことすらあります。
さらに、そうならないためには十分な資金を投資する必要があり、初期の投資額が多めになってしまうという点にも注意です。
このように若干気難しい面をループイフダンで見せるのが南アフリカランドの注意点と言えます。

ループイフダンで南アフリカランドはどんなペアがあるのか?

2018年にループイフダンで追加された通貨の中に入った南アフリカランドですが、追加されたペアは南アフリカランド/円(ZAR/JPY)です。
2019年にも通貨ペアの追加が行われましたが、南アフリカランドはこのペアのみで、2020年3月現在もこういった状況が続いています。
それだけ南アフリカランドは、他の通貨ペアに比べてもやや人気がないということですが、仮にユーロペアやドルストレート(米ドルとのペア)が出たとしても、より管理が難しく敬遠されがちなペアになるため、追加されないという見方も可能です。
いずれにしてもループイフダンで南アフリカランドを取り扱う場合は日本円とのペアで行うというのが現在も基本になります。
もちろん、今後諸外国の投資が活発になり通貨の人気も比例して高まれば、このペアもどんどん増えていく可能性も否定できません。

ループイフダンで南アフリカランドはおすすめか?

結論を言うと中上級者にはおすすめですが、初心者にはおすすめできません。
通貨の動きが不透明でループイフダンの設定も何かしらの工夫がいります。
また、必要資金も多めなので、資金に余裕がある中上級者向きのペアと言えるのです。
確かに、おすすめの通貨ペアのランキングで上位に出ているのがこのペアですが、通貨としてなじみがうすいことや値動きがややシビアなこともあるため、初心者が安易に利用するのは望ましくないというのが現状と言えます。
ただ、ブログなどでも利用して一定の成果を出している方もいるため、完全にオススメできない通貨とは言い切れないのが南アフリカランドです。
繰り返しますが、ある程度ループイフダンの設定に慣れている方にはおすすめできる通貨ペアであるものの、リスクも大きく、スピーディーな引き上げや取引停止などの措置を必要とすることもあるため、初心者が安易に利用できる通貨ペアではないと考えます。


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