ループイフダンを「法人」で?

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ループイフダンと法人

ループイフダンと法人、このテーマが意味するものとして2つのものを指します。
一つはループイフダンの運営法人、そしてもう一つはループイフダンの法人口座です。
この二つについて、特に法人口座について今回お話ししていきます。
まず、ループイフダンの運営法人は二つの証券会社です。
一つはアイネット証券、もう一つはひまわり証券で、多くの自動売買システムが一社のみで展開を行っているのに対し、異例ともいえる提供体制を取っています。
その理由は、この2つの証券会社は親会社が同じということです。
ともに東京にある株式会社ISホールディングスの子会社であるため、両社は兄弟関係にあります。
そのため、実質1社でループイフダンを運用しているのと変わらないといえるのですが、若干手数料などが異なるため、いずれを選ぶかはしっかり吟味することが重要です。
もう一つの法人である法人口座は、ループイフダンの法人口座のことになります。
ループイフダンは個人向けの口座以外に企業や組織など企業向けの口座があり、これを利用することも法人であれば可能です。
そんな法人によるループイフダンのメリットやデメリット、法人でループイフダンを始めるべきかと言った話題についてお話ししていきます。

ループイフダンの法人口座のメリット

ループイフダンでは法人口座を作ることができますが、この法人口座にはメリットがあります。
それはレバレッジが高い、節税ができる、経費が計上できる、そして赤字になっても繰り越しできると言ったものです。
まず、レバレッジですが通常日本の規制により個人用のループイフダンは25倍がレバレッジの上限となっています。
しかし、法人向けは週ごと、あるいは通貨ペアごとにレバレッジが変わるものの最大80倍以上で取引できるというメリットがあります。
以前は100倍まで可能であり、海外のFXにも匹敵する倍率で行うことが可能でしたが、それでも個人口座で行うよりレバレッジが高いです。
万が一赤字になってしまっても繰り越しが可能で、個人の場合は3年連続が上限ですが、法人の場合は9年連続で繰り越しできます。
この赤字の繰り越しのメリットは課税の金額を抑えられるということです。
例えば、前年90万円の損失を出し、今年は100万円の利益が出たとしたら今年の課税対象は100万円ではなく損失の90万円を差し引いた10万円になります。
それが9年連続でできるため、1年目から毎年5万円ずつの赤字で9年目に40万円の利益が出たとしても、1~8年目までの累計40万円と相殺されるメリットがあるのです。
経費の範囲が広がるという点も挙げられます。
法人口座で取引するために法人化すればこの自宅の家賃やパソコンなどの端末の購入費や、ループイフダンで行うためのの通信費なども経費として認められる可能性があり、これも節税対策として利用できるのです。
また、信用度が上がるということで仮にループイフダンなどの執筆業を行う時も法人口座を持っているということであれば、より専門家であるという認知も増えますし、状況によっては資金調達も容易になりやすいというメリットが得られる場合もあります。
これ以外にも個人のループイフダンで行う場合よりも様々な税制的なメリットがあり、専業トレーダーであれば一度は検討する要因です。

ループイフダンを法人化して行うデメリット

ループイフダンを法人化して法人口座で行うデメリットもあります。
メリットとしてはスプレッドが高いことや各種税制の恩恵が得られるという点があるのですが、設立が手間であること、維持がマイナスになること、レバレッジが高いため損失が大きくなることなどのデメリットも存在するのです。
設立には大変なエネルギーが必要といえます。
既存の法人で行う場合は、そこまで困難ではありませんが一から設立して運用を行おうとするには様々な鉄続きやコストが発生し、時間とお金が必要です。
株式会社であれば約20万円、合同会社であれば約7万円最低必要で、専門家に依頼すれば報酬として数十万円かかることもあります。
定款の作成や登記申請書の作成から始まり、銀行口座の開設と言ったものが主なものですが、とても手間です。
むしろこれだけの手間があるのならばわざわざループイフダンという手軽なものを利用する必要はないとも言えます。
維持がマイナスになるという点もデメリットです。
法人化すると個人では発生しなかった維持費が発生する場合もあります。
資産管理を厳格化する必要があるため、税理士と契約する必要も出てきますし、それ以外にも想定外な出費が発生することも少なくありません。
ループイフダンで利益が出ている年はいいのですが、そうでない年も出費はついて回りますから、そういった時の為の備えが必要になるケースもあり、自由に使えるお金が減る可能性も高くなります。
また、レバレッジが大きくなるので、損失も大きくなることは避けて通れません。
きちんとループイフダンでロスカットしないように配慮しないと、個人の時とは比較にならない追加証拠金を要求される場合があります。
その時に耐えられる経営体力を持っておく必要があるのです。
このようにたくさん利益が期待できる分、出ていく金額も大きくなりますから、ループイフダン以外にも神経を使う場所が増えるのは確かと言えます。

ループイフダンのための法人化はすべきか

端的に言えば、取引に慣れていなければすべきではありません。
ただ、ループイフダンを熟知し、他にも様々な投資を行っていて個人で動かせる金額の限界を超えそうな場合は法人にした方が様々なメリットを十分に享受できます。
そんな方には法人化はメリットが勝るといえるのです。
株式会社、合同会社、合名会社、合資会社と言った種類を選び、社名、所在地、事業内容を決めて法人化を進めても良いと言えます。
ただし、資本金はどのような法人であっても、100~200万円程度は用意する必要がありますから、十分資金に余裕があることが条件です。
そして審査が通って法人として認められて初めて法人としてループイフダンに登録を行うことが可能となります。
そう考えると、一からループイフダンの法人口座を作ろうと思ったら、いかに手間であるかが分かります。
そういった意味で冒頭のようにメリットだけに目を向けて法人化を考えてしまいがちな取引に慣れていない方は法人化をすべきではないのです。

ループイフダンの法人口座は専門家向け

ループイフダンの法人口座は専門家向けです。
ルールや最低の資金も個人より大きくなるため、たまたま法人を経営していたり、家族の法人を承継して持っていたとしても、安易に行うのは大変危険と言えます。
あくまで法人を持っていても最初は個人の、しかも生活費から出る余剰資金を利用して取引を行い、ループイフダンとはどんなものかを十分に知ったうえで、法人口座を検討するのがおすすめです。
また、一から法人を立ち上げて法人口座をループイフダンで行いたいと思っている方は他の投資も学んだり、数百万円単位の潤沢な資金をもっていたり、様々な諸条件をクリアできるだけの実績を積んだうえで慎重に検討するというのがリスクを減らしてループイフダンの法人口座を持つということとして重要と言えます。
ただ、こういった様々なハードルを越えた先に法人でループイフダンを行うという様々なメリットが得られます。


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