ループイフダンはやめた者勝ち?

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ループイフダンをやめるべき場合はどういうときか?

ループイフダンは、自動注文で次々と通貨のポジションを常に得て売買を行う特徴を持つツールです。つまり人間が寝ているときも、食べているときも、会社へ行って仕事をしているときも、24時間いっさいの休みなく代わりにポジションを取得しつづけ、買っては売り、あるいは売っては買いをひたすらしてくれるという仕組になっています。
さて、通貨の売買をするためには当然お金が必要です。売買を次々と重ねていくうちに利益がどんどん膨らめば素晴らしいのですが、実際は損失がどんどん大きくなっていく場合も多々あるのが残念ながら現実です。ループイフダンは、その注文形式の性質の上からして、設定を少しでも間違えると損失があっというまに自動で増えてしまいます。つまり、ループイフダン以外の取引と違い、当人が気づかないうちにいつのまにか信じられないレベルの損をしてしまう危険性があるのです。当然、ロスカット一直線となります。
ループイフダンでは正しい設定、すなわち適切な値幅、ロット数管理、選ぶ通貨ペア、買い・売り方向の見極めが大事ですが、かなりの経験者でも完璧に設定するのは難しいのが実情です。ですので別の方向から対策を考える必要が出てきます。
そもそも上記のような事態になってしまうのは資金が足りないからです。ループイフダンにトライしようとして資金を証券会社に入れる前に、まずその金額が十分か確認しましょう。ループイフダンは分・時単位や日単位といった短期取引が多いFXの世界で1年以上の長期運用を目指すという取引手法ですが。1年もあれば暴落は何回かやってきます。トライしてみたい通貨の長期チャートを見てみましょう。最低5年分くらいながめて、最安値・最高値をチェックしましょう。そしてそれに耐えられる位の資金がなければ、ループイフダンはやめておきましょう。理想としてはリーマンショックに耐えられるほどの資金がなければやめておくべきです。
金融取引で成功するには昔も今も資金力が必要です。たとえどんなにハイテクで革新的な新手法が現れても、残念ながらお金がないと基本的にまともな勝負にならないと言うことは否めません。ループイフダンもその事からは逃れられません。

ループイフダンをやめるべきでない場合はどういうときか?

一方それほど資金力がない人で、それでもループイフダンにチャレンジしたいと思った場合、それを「やめるべきではない」場合もあります。ループイフダンの損失が膨らむ原因をもう一度考えてみましょう。そもそも頻繁に大量に取引を行っているから損失がどんどん膨らんでいくのです。これに対する解決法は簡単です。そのような取引を行わなければいいのです。設定によりロット数を減らして、さらに値幅も増やしてみましょう。ロスカットの確率が減り、資金が急激に減少することはなくなるはずです。
しかしこれには重大な問題があります。ロット数が少ないと言うことは、損失も少なければ利益も少ないと言うことです。せっかく多く稼げる良チャートが現れても、自分ひとり小ロットのポジションしか持てず手をこまねいている状態になってしまいます。つまり、手元の資金が少ない場合は、機会損失を覚悟でループイフダンにチャレンジする必要があるでしょう。

ループイフダンをやめるべきチャートとはどういうチャートか?

為替のチャートは時間とともに様々な形を示します。ループイフダンには休みはないため、あらゆるチャートの形のもとで取引が実行されます。ですが、ループイフダンにも得手不得手のチャートというものがあります。
まずはループイフダンをやめておくべきチャートというものを紹介します。最初は「一本調子で登っていくチャート」です。
このチャートではループイフダンの買いでも確かに利益が出ますが、一度の手動取引で下から上までさらってしまったほうがコストが少ないし楽でしょう。
逆に「一本調子で下っていくチャート」も同じで、一度の手動取引でさっくり済ませたほう楽で安上がりです。つまりこの2種類のチャートはわざわざループイフダンをする意味がないチャートと言えます。
一方さらにやめておくべきチャートの形もあります。たとえば買いポジションにおける「山型」です。
このようなチャートでループイフダンの買いを行うと、最初の上りチャートでは利益が出ますが、長期運用ですのでそのまま何もしないと下り坂に差し掛かったとき、上り坂で得た利益を完全に吐き出す危険があります。
また売りポジションにおける「谷型」も同様といえます。最初の下りチャートでは利益が出ますが、何もしないと上り坂に差し掛かったときに下り坂で得た利益を失う危険があります。
以上に述べたチャートが進行している時では、長期運用を前提とするループイフダンを使うことは逆に損失を引き起こしてしまう危険性があり、このチャートから利益を引き出すのは難しいです。「やめるべきチャート」と言えましょう。

ループイフダンをやめるべきでないチャートとはどういうチャートか?

次にループイフダンをやめるべきではないチャートを紹介しましょう。それは先ほど述べた買いにおける山型チャートの逆、買いにおける谷型チャートです。ループイフダン(買い)の開始時に、チャートは下り坂で損失が増えていきます。しかしいったん底を打てば、上り坂で損失が埋め合わされていきます。そし買った値より上回れば見事利益を獲得することが出来ます。ループイフダンは長期運用が前提ですので、たとえ上り坂が途切れても、次の上り坂をじっくりと待てばいいのです。
もうひとつは売りにおける山型チャートです。これも同じように、最初の上り坂で損失が増えていきますが、ピークを打って下り坂に入れば損失は埋め合わされていき、売った値より下の値になれば見事利益になります。たとえ早々に底を打って上りチャートになってしまったとしても、長期の運用ですので気長に再びの下り坂を待てばいいのです。
注意すべきことは、売りと買いでループイフダンをやめるべきチャート、やめるべきでないチャートの形は逆だと言うことを押さえておく必要があるでしょう。

ループイフダンをやめるべき性格、やめるべきでない性格

ループイフダンという取引にも合う人、合わない人というものがあります。
たとえ十分な資金を持っており、現在まさに上で述べた理想のチャート局面が進んでいるとしても、それでも損をしてしまう人というのはいます。その原因は何故かと考えると、スキルの習熟度よりもむしろ本人の性格的なものが多いです。
FXというのは分単位の非常に短期的な取引を好む人が多く、せっかちな人が多いように見えます。いっぽうループイフダンというのは1年、またはそれ以上の期間をかけて利益を得ることを目指す長期運用型の取引です。
長期的取引に欠かせないのは、たとえ今良いことが起きても、あるいは悪いことが起きても、とにかく目先のことに心動かされずにただ一つの未来の目標だけを見据え、その実現を目指して脇目もふらず進むという心構えが持てるかどうかです。
たとえば今ループイフダンを行っていて大損失が起こっていたとしても、普通のFXの感覚では急いで損切りに走ったりしますが、ループイフダンを行っている場合では大損失が出ても一切動じず、いつかその大損失が利益に転じると確信して抱え続ける覚悟のようなものが必要です。
そのためには並外れた強い精神力が必要とされますが、もっと適したタイプがあります。
それは何事もスッカリ忘れてしまうという性格です。いったんツールをクリックしたらあとは運を天に任せるなどといった大仰なことすらせず、記憶喪失して何事もなかったのように日常生活を送ってしまうようなタイプです。
要はいわゆる頭の悪いタイプとも言えますが、頭のいい人というのはどうしてもクヨクヨしてあれこれ考えてしまうのです。そしてついつい取引画面を見て、変なタイミングで取引をやめてしまい損失を出すのがある意味一つの失敗パターンとなっています。
一方いわゆる頭の悪い人は良い言い方で言えば「真っ直ぐ進める人」です。ループイフダンによって遠い未来に得られる利益だけを見据えて長きにわたる運用を完遂できる性格と言えます。
まとめれば、ループイフダンをやめるべき性格とはついつい物事を考えすぎてしまうタイプ、逆にやるべき性格は、何事もたいして考えないあっけらかんなタイプと言えましょう。

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ループイフダン情報専門メディア、ループイフダン・ラボ。
ループイフダンに関する有益な情報のご提供に努めて参ります。

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