ループイフダンと「マイナススワップ」

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ループイフダンのマイナススワップを解説!

ループイフダンは様々な通貨ペアをそろえています。その中でもマイナススワップがあるものも少なくありません。そんなマイナススワップについて解説していきます。まずマイナススワップをお話しする前にスワップポイントとループイフダンにおけるスワップポイントの特徴についてお話しします。
まずスワップポイントとは何かというと、一言で言うと預金の利息のようなものです。お金を銀行に預けると毎年少しだけお金が追加で入ってきます。これがスワップポイントの基本的なイメージです。少し踏み込んでお話しすると、「金利が異なる2種類の通貨の売買によって発生する、2通貨間の金利差調整額」を指します。通貨を発行する国によって金利が異なるというのはご存知でしょうか。この通貨を発行する国同士の金利の違いを修正するためのポイント(少量のお金)の動きがスワップポイントで日割り計算(一日ごとにいくらかの計算)で算定されたものです。高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分をスワップとして受け取ることができるという仕組みで、例えば金利の高いアメリカのドルを買ってマイナス金利の日本の円を売った場合スワップポイントとしてお金が受け取れます。
ループイフダンの場合、このスワップポイントの特徴として、同じループイフダンを取り扱っている証券会社やFX業者によって算定方法が異なり、例えば同じ通貨ペアであってもA社のスワップポイントが+70円でB社が+69円、しかしC社がなぜか+14円ということもあります(1万通貨持っている状態での数値)。このように会社によってスワップポイントが異なるので、それもループイフダンを行う会社の選び方の基準になります。
このように利息のような存在のスワップポイントがループイフダンに存在し、会社によって同じ通貨ペアのポジション(米ドル円買い)でもポイントが大きく異なるということです。

ループイフダンのマイナススワップとは何か?

そもそもループイフダンのマイナススワップとは何でしょうか。一言で言うと、そのポジションを持ち続けているとどんどん利息の支払いが起こる状態のことです。スワップポイントは高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分をスワップとして受け取るという仕組みですが逆もあります。これがマイナススワップです。例えば先ほどの例の逆でマイナス金利の日本円を金利の高いアメリカドルで買った場合、日本円を持っているだけで毎日利息がマイナスになりお金を取られ続けてしまうということになります。つまり、ポジションを早く変えないとどんどんお金が取られてしまう状態です。
こう考えるとマイナススワップになるような通貨は持たない方が良いと考えがちですが、会社によってもマイナスの金額が異なりますから、マイナススワップが低い会社を選ぶという戦略も可能です。特に先ほどの例で行くとC社のようにスワップポイントが少ないところほどマイナススワップも少ない金額になるので、長い間日本円を持っていてもそこまでダメージは広がりません。
ちなみにマイナススワップの方が通常のスワップポイントと数値が異なります。米ドルと日本円のペアであれば米ドルを買うと+30円のスワップポイントで、逆に日本円を買うと-30円ではなく、-50円となっていると言った感じです。
1万通貨の数値が基準になっていますから、具体的な状況を例に挙げると米ドル日本円のペアだと1万ドル分(約105万円)持っている状態になります。レバレッジ25倍であれば400ドル(約42,000円)必要です。その状態で米ドルにしていれば30円毎日振り込まれていき、日本円にすると毎日50円取られます。手数料などが引かれるので厳密にはお答えできませんが、米ドルを持っているだけで1年で1万円程度入ってきて、逆に日本円にすると2万円程度引かれます。ループイフダンは常に売買して所有している通貨が変わるのでここまで極端ではありませんが、理屈的にはこういった状態になるのです。

ループイフダンのマイナススワップの通貨ペア

ループイフダンのマイナススワップの代表的な通貨ペアについてお話しします。それは米ドルと日本円、トルコリラと日本円、ユーロと米ドル、米ドルとスイスフランです。
米ドルと日本円は先ほどもお話しした通り、米ドルで日本円を買って日本円を持った時にマイナスになります。全体的に見ても時に-80円近くなる会社もあり、それなりに取られます。
トルコリラと日本円ですが、これもトルコリラで日本円を買った時に発生します。トルコリラは世界有数の金利の高さなのでマイナス金利の日本円を持つと、-100円を超える場合もあります。
ユーロと米ドルも大きいです。こちらは米ドルでユーロを買ってユーロを持つと発生します。マイナス幅は日本とアメリカドルよりも大きい場合があります。-110円を超える会社もあるくらい大きなマイナススワップです。
米ドルとスイスフランも大きく、米ドルでスイスフランを買って、スイスフランを持った場合-80円程度になります。
これらのペアはループイフダンでも大きなマイナススワップになりやすいですが、逆になるとスワップポイントの加算も大きいです。
反対の例として、マイナスが少ないものは、ユーロと日本円でユーロを持った時、オーストラリアドルとニュージーランドドルでオーストラリアドルを持った時、ニュージーランドドルと米ドルでニュージーランドドルを持った時などは-数円のこともあり、マイナススワップが低い傾向にあります。また、このように差が少ない通貨ペアは時々、手数料などを差し引いた金がによってはプラスのスワップでも利息が取られてしまうため、あたかもどちらの通貨を持っていてもマイナススワップのようになっている場合もあります。

ループイフダンにおけるマイナススワップの付き合い方

マイナススワップと言うとデメリットばかりのような印象を受けますが、じつはきちんとした付き合い方もあります。それは会社を選べばスワップポイントを気にすることなくループイフダンをかけられる、確定申告で利益と相殺できると言った点です
ループイフダンはスワップポイントでお金を増やすのではなく、あくまで自動売買で頻繁に通貨の売買を行って、その為替差益で利益を上げる投資方法です。そのため、スワップポイントを気にしているとそういった自由な売買が制限されてしまいます。先ほどもお話しした通り、会社によってスワップポイントは金額が異なりますから、スワップポイント自体が低めに設定されている会社を選べばスワップポイントのマイナススワップを気にすることなくループイフダンを動かせます。
確定申告で利益を相殺できるという点も付き合い方の一つです。ループイフダンはどんどん利益を上げていきます。そのため確定申告で収入として申告を行わないと脱税になるのです。そんな時、節税として損失を算出し、それを利益に差し引くということが行われますが、その損失にマイナススワップの分も加えることができます。
このようにしてマイナススワップと付き合っていくのが良いのではないでしょうか。

ループイフダンのマイナススワップ注意点について

マイナススワップは利息でどんどんお金が取られる状態です。このようにループイフダンでマイナススワップ状態の時は様々な注意点が発生します。それはどんどんお金が取られる点と両建てによるループイフダンを行った時、損失が増していくという点です。
最初の点は毎日100円でも1年とられ続けると数万円の損失になるという点です。これは多くの方が気づき、警戒します。
もう一つの両建てと言うのは同じ通貨ペアのループイフダンを二つ用意し、それぞれ逆のパターンで売買を行う手法です。例えば片方で米ドルを売ったら、もう片方では米ドルを買うという方法になります。ループイフダンは売買の機会が多いほど利益が出ますから、こういった逆の買い方でもどんどん利益が出ます。しかり、スワップポイントも2倍動くので、マイナススワップの方が金額が大きい分どんどん利益が取られてしまいます。
そういった意味でスワップポイントを意識してループイフダンを行うのがおすすめです。


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