ループイフダンの「3すくみ」

ループイフダンの3すくみを知る

ループイフダンを行って、更に利益を出すために様々な手段をとる方がいます。その一つが3すくみです。3すくみというとじゃんけんや昔の寓話(カエルはヘビを恐れ、ヘビはナメクジを恐れ、ナメクジはカエルを恐れ、お互い身動きがとれずに三者がすくむ)などを思い出す方もいますが、ループイフダンにも存在します。しかし、この3すくみを知る方は意外と多くはありません。そこで今回この3すくみについてお話しします。この3すくみのメリットや注意点、そして類似の手法と思われがちな両建てとの違いを知ることでループイフダンの新しい取引方法を知ることができます。これは最初の組み立てを行う時に多少考えることや注意点をきちんと押さえることで様々なメリットを享受することができますから、一度挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。
今回は、世界の主要通貨の一部であるアメリカドル(以下、米ドル)・ユーロ・日本円を例に使って説明をしていきます。3すくみは文字通り通貨を3種類つかう手法なので、比較的分かりやすいものとして選びました。

ループイフダンの3すくみとは何か

ループイフダンの3すくみとは何かというと、3つの通貨ペアを用意してそれぞれのペアでループイフダンを行い、トータルで利益を上げようとする方法です。ちなみに両建てについても説明すると、これは正反対の通貨ペアを用意してループイフダンを行います。例えば、米ドルと日本円であれば、片方のループイフダンで、日本円で米ドルを買い(米ドル円買い)、もう片方のループイフダンで米ドルで日本円を買う(日本円ドル買い)というどちらかが上がってもどちらかが下がるという仕組みで、通常の取引だと損得なしで意味がないものになるのですが、FXの場合は値が動いただけで利益が出るので、片方で利益が出ないときに片方で利益が出るため、通常の買い方の2倍の利益が出るという方法になります。
これを応用して3つのペアを使ったのが3すくみです。これもトータルで損得が出ないようにすればいいので、そのことを意識して3つのペアを作ります。例えば、ユーロで日本円を買い(ユーロ日本円円売り)、日本円で米ドルを買い(米ドル日本円買い)、米ドルでユーロを買う(ユーロ米ドル買い)という方法を取ります。つまりこの3つの通貨間でそれぞれがそれぞれを買うという状態のペアを揃えます。なので、そうならないペア、例えば円で米ドルを買い(米ドル円買い)、ユーロで円を買い(ユーロ円売り)、ユーロで米ドルを買う(ユーロ米ドル売り)では3すくみにはなりません。このようにすることで利益を更に出す仕組みにでき、応用で4つのペアを用意する4すくみ、更に5つのペアで作る5すくみというものもあります。ここまですると、利益の把握が難しくなり、6すくみなどはあまりありません。
このようにすくみを使った方法はすくみ系などと呼ばれ、ループイフダンなどの自動売買で用いられることが多いです。

ループイフダンの3すくみにおけるメリット

ループイフダンの3すくみにはメリットがあります。比較的少ないすくみなので利益が把握しやすい、リピート利益が出しやすいと言った物が挙げられるのです。
比較的少ないすくみなので利益が把握しやすいという点はすくみ系ではペアが少ないので、5すくみなどに比べてミスが発生しにくい、相場の状況に合わせやすいというメリットです。5すくみだと複雑なので、頭の回転が早い方であれば問題ないかもしれませんが、3すくみよりは情報の把握や決断が難しくなるため、思わぬ設定ミスなどが起こる恐れもあります。そういったミスが確実に少なくなるというメリットがあります。また変化する相場の状況に合わせやすいので、何かあった時の対処が迅速に行えるというメリットも挙げられます。
リピート利益が出やすいという点は3すくみ最大のメリットです。例えば、最初の三すくみの例で、米ドルの価値が下がったと仮定すると、米ドル日本円買いは損をしますが、ユーロ日本円売りは利益が出ます。そしてユーロ米ドル買いは損も利益も出ません。このように利益と損失を相殺することができるので、純粋に自動売買による利益を得ることができます。これはトータルの含み損がない状態で、3つの通貨ペアを使っている分両建てよりも利益が出しやすいということを意味しています(3か所で自動売買による利益が出るため)。
このように何かあった時の対処がすくみ系の中では比較的しやすく、3つの通貨ペアを使っているため利益も上げやすいという特徴がメリットとして挙げられます。

ループイフダンの3すくみでの注意点

ループイフダンの3すくみは注意点も存在します。スワップポイントが期待できない、大きく損失を出す可能性がある、両建てより複雑、資金をたくさん出す必要がある。という4つの注意点です。
スワップポイントは特定の通貨ペアを持っているだけで定期的得られる利益です。これは確かに3すくみでも得られるのですが、特定の通貨ペア以外のペアは逆にスワップのたびに支払いが生じます。そのため片方の通貨ペアでスワップポイントを得たら、別のペアでは支払うことになります。そして3つのペアがあるため、最悪1か所で少々のスワップポイントを得たら、他の二つではスワップ時にそれを上回る支払いが発生します。こういった意味でスワップポイントによる利益は期待できません。むしろ持っているだけで手数料代わりの支払いを行うことになる場合すらあります。スワップポイント自体はループイフダンの利益に比べれば、かなり少額ですがそれでも余計な支払いが発生することは注意すべきです。
大きく損失を出す可能性もあります。確かに3すくみは利益を出しやすいのですが、すべての通貨ペアが下がるということも現実にはあるのです。何かしらの暴落が起こると3すくみに入れなかった通貨ペアが上がるという現象が起き、例だと3すくみに入っていない米ドルで日本円を買うペアが上がるという現象です。こうなると含み損は一気に膨れ上がり、大きな損失を出すことになってしまいます。実はハイリスクハイリターンの手法がこの3すくみなのです。
またすくみ系ではシンプルでも両建てと比較するとやや複雑になります。3通貨の両建てを別々の通貨と組み合わせている分、両建てより複雑な形となっており、関係が一瞬分からなくなることがあります。自動売買なので、ある程度は任せられますが、何かあった時(暴落)の対応ができない場合も両建てより難しい場合があり、悲惨な結果になる恐れがある分注意が必要です。
資金もたくさん必要です。シンプルに3つの通貨ペアを併用するため、資金も相当必要になります。また大きく相場が外れると含み損を抱えやすいため、レンジ(自動売買が発動する範囲)を広げる必要もあり、そのための資金も必要です。さらに万が一の追加の証拠金の支払いにも対応できる余裕を持たせておく必要もありますから、資金はとにかく必要になります。このように3すくみは十分な資金を用意して行うことが重要で、それがデメリットになってしまうのです。

ループイフダンの3すくみは慣れてきてから

ループイフダンで3すくみをいきなり行うのはおすすめできません。確かに利益を出すタイミングが増えるので便利な方法のように思えますから、つい初心者が真似をしてしまいがちです。しかしリスクを抑えるためにたくさんの資金が必要であったり、万が一の対応も複雑になる点や含み損を抱えやすいというハイリスクな一面もあります。そういった意味でループイフダンの3すくみは慣れてきてから行うのがおすすめです。

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