ループイフダンは1000通貨から?

PR

ループイフダンとは

ループイフダンとは主にFXトレードにおけるイフダン注文を何度も繰り返す注文方法の事で、何度も自動的に注文を繰り返すことからループイフダンと言います。
基本的には、はじめに設定した通りに自動的に売買を繰り返しますから、それ以降は放置しておけば勝手に資産を運用してくれるシステムトレードとなります。

イフダン注文は買い注文と同時に売り注文の予約をできる注文方法、あるいは逆に売り注文と同時に買い注文の予約をできる注文方法になります。
例えば買った時よりも1円高くなったら売るといった注文を1円刻みで複数仕込んでおくことで、値が下がれば買い続け、値が上がったら利益が出るという仕組みになります。
値が下がり続けた場合、あるいは上がり続けた場合には利益が出ないように思うかもしれませんが、実はその通りで基本的にはレンジ相場に強い手法になります。

ループイフダンの範囲を広くとれば、ほとんどの状況に対応できるためリスクは低くなる一方で、利益を大きく出すことが難しくなります。
そこで、ある程度の値動きを予想してループイフダンを仕込み、予想から大きく外れた場合には損切りするような手法も見られるようになってきました。

ループイフダンは1,000通貨から

FXの取引では取引に最小単位があります。
よく1,000通貨や1万通貨と書かれていると思いますが、これはドルであれば1,000ドル単位での取引という意味になります。
以前は1万通貨単位での取引が多かったのですが、現在は徐々に1,000通貨単位での取引が増えてきました。

ループイフダンでは、ほとんどの通貨ペアで1,000通貨からの取り扱いとなります。
つまり1回の取引で、現在のレート×1,000という金額を動かすわけです。
この注文を同時に何個も仕込むのですから、それ相応の金額でトレードをしていく事になります。
一部10,000通貨からのペアもあるので、その点には注意が必要です。

株式などはどんどん小さな単位での取引ができるように進んでいますから、今後ループイフダンでももっと少額で運用できるようになるかもしれませんが、現在は基本的に1,000通貨単位となっています。

資金はどれくらい必要?

ループイフダンの取引は1,000通貨からという事を紹介しました。
1,000通貨の取引を何度も行うこの手法には元手がかなりかかりそうです。
実際にはどの程度の資金があれば、はじめる事ができるでしょうか?
例えば1ドルを約100円として考えた場合、1,000通貨では100×1000=100,000円が1回の取引で必要になります。
もちろんレバレッジをかけることで、実際に必要な金額は抑えられますが、レバレッジをきかせすぎると危険ですので、長期的に運用する事を考えるとできれば3倍程度にしておく事をオススメします。

そして、これを何個も仕込むわけですが、どの程度の値動きごとに仕込むかによっても必要な資金は変わってきます。
例えば20銭動くごとに注文をする場合と1円動くごとに注文をする場合とでは、実際に出す注文の数が大きく変わってきます。
また、ループイフダンでカバーする値幅にも影響を受けますから、資金と相談しながら設定する事が大切になってきます。
レート×1,000通貨×想定したレンジ幅÷注文する値段の間隔が必要な金額になり、証拠金を計算して……となると非常に計算がややこしいです。
そこで、各業者は取引ペアごとにどの程度の資金があれば耐えられるか目安を公開してくれています。
業者によっては自分の設定で、どの程度の資金があれば良いのかを計算してくれるツールを公開している場合もありますから要チェックです。

さて、これらの条件を踏まえると、USD/JPYペアなどで運用する際には、最低でも100万円程度は資金がないと厳しそうです。
安定して運用するのであれば300万円ほどは欲しいでしょう。
ただし、これはレバレッジを低くしてリスクを下げる前提の金額となっています。
ある程度レバレッジをかけて取引するのであれば、30万円~100万円程度の資金でも十分に運用できる範囲です。
もちろん相応にロスカットのリスクも高くなりますから、あまりおすすめはできません。

またAUD/JPYのペアも人気で、AUDは1,000通貨あたり必要な証拠金が少なく設定されています。
つまり、他の通貨と比べて元金が少なくてもロスカットされずらく、安定して運用しやすいという事になります。
そのためループイフダンではAUD/JPYペアは非常に人気が高くなっています。

1,000通貨あたり必要な証拠金についても各業者がデータを出していますので、実際に運用するペアを決める際には参考にしてみてください。
特に資金に余裕があまりない場合には重要度が高い情報になります。

ここまでの情報を総括すると、低資金でそこそこのリスクありで運用するなら30万円~50万円、安定して低リスクで運用するなら100万円~300万円程の資金を用意しておきたいところです。
また、はじめは低資金から開始して、余裕がある時に少しずつ資金を追加していきリスクを下げていくという運用もできます。
これならば、まとまったお金を用意できなくてもループイフダンを始めることができます。
また、ループイフダンによって得た資金を利用して徐々に対応できるレンジを広げていくという手法も有効です。

ループイフダンで本当に稼げるのか

実際にループイフダンでお金を稼ぐ事ができるのか、これは一番気になっている部分だと思います。
実は証券会社が出しているデータでは、ループイフダンによる勝率は8割ほどだそうです。
FXで8割の人が勝っているというのは驚異的だと思います。
実際には資金が少なく、ハイリスクのトレードを仕掛けている人も居る事が予想されますから、最大利益を追わずにリスクを抑えた形で設定した場合はもっと高い勝率になると考えられます。

このことからループイフダンは設定さえ失敗しなければ、かなり安定して稼ぐ事ができる手法だと言えます。
また、デモトレードなども提供されていますから、一度デモで考えている設定を試してみると更に安全性は高まります。
手動でのトレードと異なり、デモトレードで成功した設定と同様にしておけば、後は自動で売買するわけですから失敗しようがありません。
利率で考えると、銀行などにお金を預けているのがバカらしくなってしまいます。

また、基本的にシステムの仕様上、レンジ相場に強い内容になっています。
つまりレンジ相場以外ではうまく機能しない可能性があります。
信頼性の高い通貨ペアは長期的に見るとレンジ相場になる可能性が高いですから、短期的な利益ではなく長期的に運用して利益が上がるような設定にしておくべきでしょう。

とは言っても、やはりFXですから損をする可能性は否定しきれません。
資産運用でノーリスクという事はありえませんから、ある程度のところでリスクは割り切るしかありません。
いくら勝率の高いループイフダンでも、最悪なくなってしまっても良い資金で運用する事をおすすめします。
全ては自己責任という事は忘れないでください。

まとめ

ループイフダンはなんとなく難しそうに感じるかもしれませんが、仕組みを理解して適切な値幅で設定すれば、かなり安定して稼ぐ事ができる手法だという事が分かりました。
強制ロスカットだけが怖いので、資金に余裕を持たせつつ運用していく事が大切です。
デモトレードなどを活用して、しっかりと稼いでいきましょう。

ループイフダン・ラボとは-Author information-

ループイフダン・ラボ
ループイフダン情報専門メディア、ループイフダン・ラボ。
ループイフダンに関する有益な情報のご提供に努めて参ります。

メディア掲載歴(一部。順不同)
・NewsPicks
・ビズハック!
・@nifty ビジネス
・BIGLOBEニュース
・Business Times
・excite.ニュース
・Infoseekニュース
・Mapionニュース
・NEWSCAST
・RBBTODAY
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・朝日新聞デジタル&M
・財経新聞