ループイフダンをわかりやすく解説

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ループイフダンとは何か?わかりやすく説明

為替相場を利用した投資方法のFXですが、このFXにおける自動売買の方法の一つにループイフダンというものがあります。このループイフダンとは一体何でしょうか。ループまでは繰り返しという意味で分かるけど、イフダンという意味が分からないという人は決して少なくないはずです。
今回このループイフダンについて分かりやすく説明するためにループの意味とイフダンの意味をそれぞれ分けてお話しし、この自動売買による収益の上げ方を説明しつつ、このループイフダンという自動売買方法のメリットやデメリットをお話ししていきます。
これを読むことでループイフダンの仕組みや利益の上げ方、メリットやデメリットを知っていただけます。
このループイフダンを分かりやすく説明する前に、まずループイフダンなどの自動売買システムについてお話しします。FXは為替相場を見て取引を行っていくというものです。しかし何の知識もなく、いきなり始めてしまうと大きな損失を被る恐れがあります。そういった時に役立つのが今回紹介するような自動売買です。文字通り自分の代わりに自動で取引を行ってくれるので、多少リスクはありますが、慣れない自分が取引を行うより便利ですし、仕事や外出などで取引ができない、あるいは寝ている間(海外の通貨のペアだと日本時間で深夜の取引が多い)も取引を行ってくれるので、便利です。
こういった自動取引には様々な仕組みがあり、ループイフダンもその仕組みの一つとして存在しているのです。このループイフダンは自動取引におけるどんな仕組みなのかということについて、次の項目でお話ししていきます。

ループイフダンをわかりやすくする:ループとイフダンの意味

ループイフダンをわかりやすく説明するためにはループとイフダンを分けて説明するのが分かりやすいです。
まずループについてお話しします。これは単純にイフダンという仕組みを繰り返すことです。つまり、自動でイフダンという取引方法を繰り返すというのがループという意味です。逆にループがつかないと単発のイフダンになってしまい、自動売買というよりはイフダンを一回やってくれるだけになってしまいます。なので、ループがつくことで自動売買として機能してくれるのです。
イフダンについてもお話ししていきます。このイフダンとはIFD注文とも呼ばれ、一言で言うと指定した通貨の価値が下がったら買い、指定した通貨の価値が上がったら売るという買い方です。このどこまで下がったら買い、どこまで上がったら売るということをどこまで設定するかがコツになります。
この設定によりハイリスクハイリターンにもローリスクローリターンにもなるからです。
例えば特定の通貨を100円で買い、120円になったら売って利益を出すという設定をすれば、イフダンによる自動売買によって100円になった時に買い、120円になったところで売るという動きをしてくれます。
安い時に買い、高い時に売るという、もともとあるごく基本的な、シンプルな売買の方法がイフダンとも言えます。このイフダンを自動で繰り返し行ってくれるのがループイフダンなのです。
ちなみにイフダンは英語のつづりで「If done」、もし~になったら遂行というようなニュアンスの言葉になります。前の例に当てはめると、もし100円になったら(購入を)遂行、もし120円になったら(売却を)遂行という意味になります。

ループイフダンの収益の上げ方をわかりやすく説明

このループイフダンはどのようにして収益を上げていくのでしょうか。そのことについてお話ししていきます。
ループイフダンは安くなったら買い、高くなったら売るということを繰り返していきます。そのため、うまく回れば設定した範囲、例えば100円で買って120円で売るという範囲にすれば自動で20円ずつ儲けていくということになります。
実際の為替相場はここまで激しく動くことはありませんが、昼も夜もこういったことを自動で行っていけば徐々に収益が上がっていくことは十分あります。
これを基本にして、証券会社やFX業者にもよりますが、いくつか設定を行っていきます。ざっと挙げていくと新規注文可能額(どのくらい買うかの設定)、売買システムの選択(ループイフダンを選ぶ)、損切り設定の有無(収益が望めそうにない場合、その通貨を手放して日本円などに変える)、取引数量(一回の注文でどの程度売買するかの量を設定)と言ったものがあります。
さらに多くの場合最大ポジション数と呼ばれるものが設定できます。これは売り買いをする金額の設定をいくつ設けるかというものです。例を挙げるとポジション数を3にしたとしたら100円の時に買う、99円の時に買う、98円の時に買うという設定ができます。そのため、100円から更に安くなった時もきちんと買ってくれるので、どんどん安くなってもより安い値段で買いに行ってくれるというものです。そして98円になったらそれ以降は買いません。ここで損切り有りの設定にしたら、98円より下がろうとした時点で売りますし、なしの設定していればそのまま持ち続けて下がれば含み損になります。
逆に上がったり下がったりするとそのポジションが消えたりできたりするため、この100円、99円、98円の設定の場合、100円になったら買うことで101円になったら売るという設定ができ、その代わり98円の設定が消えます。101円、100円、99円のポジションになるのです。そして101円になったら売って102円、101円、100円のポジションができます。更に100円まで落ちたら損切り設定があればそこで通貨を売って100円にします。なければそのまま持ち続けます。このように少しずつ売買を行う基準の数字が上がっていき、それに応じて資金も増えていくというのが利益の上げ方です。

ループイフダンのメリットをわかりやすく解説

ループイフダンのメリットは初心者にやさしい設定、コスト(手数料・スプレッド)が低い、少額で行えるという点です。
初心者に優しいというのは若干ポジション設定でつまづくことがありますが、基本的に高くなったら売り、安くなったら買うというシンプルな仕組みなので理解しやすいという点です。そのため簡単に導入することができ、自動売買の入門的なアルゴリズム(仕組み)です。
またループイフダンはシンプルな設計になっているため、提供する会社も管理がしやすく手数料が安くできるため、ほとんどの会社でコストを安く設定しています。そのため気軽に始めやすいという点が挙げられます。
この他に少額から買えるのもメリットです。ループイフダンは1,000通貨単位で取引が可能となっているため、通常数十万円必要な維持証拠金についても10万円未満から始めることができます。そのため、お小遣い程度からスタートさせることも夢ではないのです。
このように敷居が低いというのがループイフダンのメリットです。

ループイフダンのデメリットについてわかりやすく解説

メリットがあれば残念ながらデメリットもあります。高値(安値)ポジションを持ち続けてしまう、細かい設定ができない、融通が利きにくいという点です。
あらかじめの設定で狭い範囲にしてしまうと範囲を超えた場合、価値がどんどん上がっても売らずに持ち続けてしまい、儲けを出すことができません。
また、シンプルがゆえに細かい設定ができず自分がイメージしている取引を行ってくれない場合があります。
そして、融通が利きにくいため、売りたい時や買いたい時の切り替えを手動で行う必要があるということです。
このようにシンプルがゆえに非常に機械的な取引になってしまい、自分が考える取引を行ってくれないというのがデメリットです。そのため、慣れてきたら他のアルゴリズムの自動売買に移る方も少なくありません。

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ループイフダン・ラボ
ループイフダン情報専門メディア、ループイフダン・ラボ。
ループイフダンに関する有益な情報のご提供に努めて参ります。

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