ループイフダンの「高値掴み」

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ループイフダンの高値掴みとは?

どんな時もユーザーがどこにいてもあるいはユーザー自身が死亡してしまったとしてもロスカットや停止が起こるまで自動で売買を行ってくれるのがループイフダンを始めとした自動売買の特徴です。
また、プログラムで動く、その無感情な売買手法はFXなどの取引で有効な場合に進むことが多く、メリットとして挙げられることがあります。そんなループイフダンなどの自動売買ですが、デメリットの存在も忘れてはいけません。このデメリットとして警戒しなければいけないものの一つとして、高掴み(たかねつかみ)があります。今回、このループイフダンにおける高値掴みについてお話しします。これを読めばループイフダンにおける高値掴みについて知ることができるのではないでしょうか。

まず、前提として高値掴みについてお話ししていきます。高値掴みとは相場がまだ上がると思って買ったところ、その直後に下がり、結果的に高い値段で買ってしまうことです。株の取引などでよく行ってしまうもので、まだ上がるだろうと思って買った株が暴落して価値の下がったものを手にしてしまう現象になります。これは株に限ったことではなく、ループイフダンが主に対象としているFXでも十分起こりうることなのです。この高値掴みはFXを対象とするループイフダンでどんな状況で起こり、どのような損失を与えるのでしょうか、そういった話題を中心にまず、ループイフダンの高値掴みについて解説します。

ループイフダンの高値掴みは注意!

ループイフダンも高値掴みを起こすことがあります。しかも、この高値掴みは損失を起こすので十分注意しなければいけません。端的に言うと、その損失とは含み損が増してロスカットになる恐れがあるの点にあるです。こういった状態になる理由として、自動売買で行っているため為替相場が上昇しているトレンド相場でどんどん高くなっていく通貨を売買し続け、最後に高くなった通貨を持ったまま下落した相場に進んでしまうことです。特にループイフダンは相場を追跡するような動きをするため、高値掴みをする可能性が高いという特徴があります。もし、こうなった場合3つのポイントをチェックしていきます。

まず最初は最悪の状態であるロスカットの基準に達してしまっているかをチェックしましょう。価格が上昇していくと、それに合わせてループイフダンも追跡していきますから、ロスカット値が上がっています。ある通貨の下落が20円分落ちても耐えられるように資金を用意していても例えば価値が急騰して当初よりも20円上昇していれば、ロスカット値も20円高くなってしまっていることがあります。つまり、この場合は元の金額に戻ったらロスカットしてしまうことになります。そして、急な下落によって元の金額に近づきロスカットするリスクが出てきたら、大人しく速めに清算するか追加の証拠金を投入する準備をします。

ロスカットの危険がないと思ったら、次に高値掴みの価格は想定内かどうかを調べます。最初に考えていたレンジ(為替相場の価格差の幅)よりも外れてしまっていないか調べましょう。外れていれば反省し、運用停止の判断を今後どうするか考えます。ロスカットにならなければ多少含み損が増えるだけですから、次に生かすことができます。

三つめが高値掴みの価格はレンジ内かということです。レンジを外れてしまっているようだったら、今後の設定を見直す必要があります。きちんと検証をして運用方針を見直しましょう。

とにかく最悪の事態であるロスカットさえ注意すればなんとか持ち直せるものなので、余裕のある資金や運用方針を固めて臨むことです。

ループイフダンにおける高値掴みの対策とは

ループイフダンの高値掴みは遅かれ早かれ一回は経験します。しかし、対策を立てておくことと、ロスカットを回避できればそこまで恐れるものではありません。ここではこの対策について紹介していきます。対策は事前に高値掴みを察知し逆の注文に切り替える、運用を停止して別の通貨ペアにするという2点が基本的な方法です。

まず、高値掴みを察知し、逆の注文に切り替えるというものですが、売買システムを高値掴みする前にB(買い)からS(売り)に切り替える方法になります。察知の仕方ですが、事前にその通貨ペアの過去10年の値幅を知り、最高値を把握しておくことです。これを把握したら最高値と最安値の中間の価格を知ります。この中間の価格が重要でこれを超えたら高値掴みするリスクが出てくると理解しましょう。そしてその中間の価格を超えた頃に注文を切り替えるのです。平均(中間の価格)より下ならB(買い)が儲かるトレンド、上ならS(売り)が儲かるトレンドという傾向という理由があります。つまり、初期のB(買い)の注文方法であれば、中間の価格を超えたら儲かりにくい状態になり、高値掴みのリスクも出てくるということを意味します。この時期が続きそうであれば、冒頭でお話しした注文方法を切り替えることが必要になるのです。
また、この中間領域を上に超えることが頻発して来たら、思い切って運用を停止して清算するという手もあります。別な通貨ペアを買うことで仕切り直しを行うという対策です。ループイフダンは投資であり、ギャンブルではありませんが、ギャンブルのように引き際が大切なことも少なくありません。こういった時こそ引き際だと思い利益を上げている状態ではありますが、思い切って運用を止めてしまうという手もあるのです。

ループイフダン以外にも自動売買で高値掴みが起こる

ループイフダンは相場に追跡していく傾向があるため、徐々にロスカット値が上がり気づいたら高値掴みをしているということがあります。しかし、それ以外の自動売買でも高値掴みを起こす可能性は十分にあるのです。確かにトラリピのように一定のレンジを張ってその範囲内で自動売買を行うシステムは高値掴みをする前に売却してしまうことがほとんどで高値掴みを起こしにくいと言われています。それに起きても非常にまれである(もし起きたら、その時はすでにロスカットの危険が大きい)というのがメリットです。
このメリットはトレンド相場に追従できないというデメリットもありますが、高値掴みを起こしにくいと言えます。
このようなタイプの自動売買は高値掴みを起こしにくいのですが、追尾型と呼ばれる自動売買システムは高値掴みを起こしやすいです。特にループイフダンと同系統のトラッキングトレードと呼ばれるシステムはループイフダン同様高値掴み対策を行ったうえで利用していくことが必要と言えます。
いずれにしても高値掴みは株取引だけでなく、FXの自動売買、特に追尾型のシステムで起きやすいということは十分に理解しておくべきではないでしょうか。

ループイフダンの高値掴みに警戒して運用を

ループイフダンは自動売買が苦手とされるトレンド相場にもきちんと追尾して利益を上げていくシステムです。しかしその反面判断を誤ると意外な所で高値掴みとなってしまい、一向に清算されず注文が残った状態になったり、最悪ロスカットの原因になることもあります。そういったリスクを回避し、運用をしていくには日ごろから十分な警戒をしておくことは大変重要と言えるのです。その点を注意してループイフダンを行えばきっと長期的には利益を上げてくれるのではないでしょうか。


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