ループイフダンと「グルトレ」

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ループイフダンとグルトレの比較をする

ループイフダンは自動売買の有名な手法の一つです。様々なシーンで活用されているループイフダンですが、近年それに似た手法としてグルグルトレイン(グルトレ)というものがあります。このグルトレFXの新手法のことです。
このグルトレはループイフダンにも似た取引手法ですが、ループイフダンなどの自動売買の弱点を克服した手法と言う見方もあります。そこで今回、このグルトレとループイフダンの比較を行うため、グルトレの概要を説明し、ループイフダンにはないメリットや逆にループイフダンのメリット、そして両者の注意点についてお話ししていきます。
きっとこれを読めば、グルトレとループイフダンの違いやメリット、そして注意点を知ることができるのではないでしょうか。
そして、グルトレ自体はどの証券会社も取り扱っていない手法のため、ループイフダンを応用したグルトレの手法についてもお話ししていきます。
グルトレは有名ブロガーが絶賛するなど、ツイッターで話題となっている手法でくるくるワイドという両建て(二つのFX取引を行い、一方のFX取引をもう一方の取引とは真逆の方法で行う手法、例えば片方でドルを売ったら、もう片方では同額のドルを買うというもの)の手法をシンプル化したものです。
つまり、比較的初心者でも両建ての仕組みをしっかり理解できていれば利用できる手法なので、これを機会に知ってもらえたら良いのではないでしょうか。
それでは本題に移っていきます。

ループイフダンとグルトレ:そもそもグルトレとは

そもそもグルトレとはどういった手法なのでしょうか。グルトレは川崎ドルえもん氏が開発したFXの新手法で両建ての自動売買の一種です。いろいろな相場に対応できる汎用性の高さが魅力で、数あるFXの手法の中では比較的簡単にできる手法と言われています。ここでは開発された経緯、手法について簡単ですがお話ししていきます。
開発された経緯としては川崎ドルえもん氏がお店の開店資金を貯める目的でFXを始めたのですが、当初十分な利益を出すことができず、様々なテクニカル分析(相場の分析において過去の値動きから将来の値動きを予想すること)を学んでいた際にぐるぐるワイドと言う手法を知ります。しかし、この手法は非常に難しく、シンプルにできないかと言う疑問から自分流にアレンジし、開発されたものがこのぐるぐるトレイン(グルトレ)なのです。
仕組みは大ざっぱに言うと両建てのループイフダンに似ています。極端な話、両建てのループイフダンにロスカット(損切り)を相殺する別の取引を一本立てるというものです。やや踏み込んで解説を行うと、一定の範囲でそれぞれ真逆のイフダン(高い時に売って、安い時に買うというシンプルな仕掛け)をたくさん配置し、それぞれイフダンのたびに利益を出して行きます(この二つを子本体と呼びます)。そして、グルトレの意味は3つ目のサポートと呼ばれる含み益を意識した注文を設定するという点です。3つの注文と言うと3すくみなどを連想させますが、3つ目の注文はあくまで両建てのグルトレを終わらせるときに含み損を最小限にするための目的になります。
この3つ目の注文、サポートが多くのFXトレーダーが注目している点でもあるのです。

ループイフダンとグルトレの比較:グルトレのメリット

グルトレのメリットについてお話しします。メリットは裁量取引(手動での取引)でうまく行かない人でも利益が出やすい点や両建てでも含み損を気にすることがないという点です。
裁量取引は技術と精神力が要求される取引という側面があります。そのため副業で行うにはやや負担が大きく、要求される技術も高いため、基本的に利益を上げるのは運任せになりがちです。しかし、グルトレは両建てによる取引によって利益をコツコツ上げていくので、例えば日本円と米ドルでFXを行ったとしたら、円高になっても円安になっても相場が拮抗(レンジで推移)しても少額の利益を常に出し続けられるというメリットがあります。つまり、メンタルや技術がなくとも取引できます。
両建てでも含み損を気にすることがないというのもメリットです。両建てを行うと、片方が含み益を出すものの、もう片方は含み損を抱えます。そのため両建てを止める時、純粋に利益が出るのではなく利益から含み損を引いたものが実質の利益となります。両建ての場合、この引かれる額が大きくなりがちなのですが、それを補うために含み益を意識した指値でエントリー裁量で決済を行うために3つ目の注文であるサポートを用意しています。なので含み損とサポートの含み益で利益の差し引きを相殺するため、グルトレを止める時もある程度利益を損なうことなくやめることができるのです。
これらのメリットが注目されているため、グルトレは画期的なFX手法として認知されています。

ループイフダンとグルトレの比較:ループイフダンのメリット

ループイフダンのメリットについてもお話しします。メリットはとにかく気軽にできるということ、情報が多いことです。
ループイフダンは最初に設定してしまえばあとは自動で取引を行ってくれるので簡単というメリットがあります。しかも、両建てをしなければ含み損を気にすることなくシンプルに儲かっているかそうでないかを知ることができます。なので止めるポイントも分かりやすく、始めやすく止めやすいというのがメリットです。
情報も多いです。ループイフダンは自動売買の中でも比較的古くからある方法で、しかもシンプルなので様々な情報が入ってきます。また、注意点やテクニックなどの解説も多く、とにかく分からないことがあればすぐに調べて知ることも可能と言う強みを持っています。
これらのメリットから、より初心者向けの裁量取引以外の方法として位置づけられているのがループイフダンと言えるのではないでしょうか。

ループイフダンとグルトレの注意点やループイフダンを使ったグルトレを紹介

両者とも注意点が存在します。それはループイフダンは利益が少ない点や設定の幅が少ない点、グルトレは証拠金が多めに必要、再設定を頻繁に行う、サポートでも含み損が補いきれない点が挙げられます。
ループイフダンは手軽にできる反面、一回の利益が少ないため短期間で大きく儲けることができません。そのため一気にお金を増やそうというハイリターン志向の人には不向きなのです。そして初心者向けなので、設定の幅が少なく中級者以降の方には不満も出ます。
一方グルトレは資金が必要です。両建てと言う二つの注文にまず資金が必要なのですが、含み損を相殺するだけのサポートの注文分は累積した含み損を消すために非常に大きな資金(証拠金)が必要になります。ある意見では100万円程度はトータルで用意する必要があるとも言われているのです。それだけの用意をしても最終的に含み損が大きいため、完全には相殺しきれないという注意点もあります。やや敷居が高いのがグルトレなのです。
そんな欠点を補うためにループイフダンとグルトレを組み合わせる方法もあります。厳密なグルトレを行うには設定の幅が狭く、再現しづらい点もありますが、基本的に両建てのループイフダンを注文し、サポートとしての指値注文も入れ3本の注文を行えば完成です。
ただし、業者を介して行うので、コストがかかるというデメリットが発生します。


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