ループイフダンとフラッシュクラッシュ

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ループイフダン運用中に遭遇するフラッシュクラッシュ

FX自動売買ツールとして大人気なループイフダン。
このループイフダンを運用しているユーザーたちは、2019年1月3日に“フラッシュクラッシュ”という現象に遭遇しました。

フラッシュクラッシュとは、レートの急激な大暴落のことを言います。

2019年1月3日に、アメリカドル/円やオーストラリアドル/円などがほんの数分で急激に円高に進行し、それぞれ約5円、約7円の円高になったのです。
この急激なレートの大暴落によって、ロスカットになった人は普段の10倍以上発生したと言われています。
ループイフダンで資産運用している人たちも、多くの人が無念の口コミをインターネット上に投稿しています。
「いきなりのフラッシュクラッシュで強制ロスカットされた」
「フラッシュクラッシュでロスカットされて200万円も損失がでた」

なぜ、フラッシュクラッシュが発生したのか。
それは、ループイフダンなどのFX自動売買ツールなども理由の一端になっていました。

そもそものフラッシュクラッシュの発端は、多くの投資家が年末年始に多額の円売りポジションを持っていて気の緩みからくる油断があったという状況を見た投機筋の仕掛けであったと推測されています。
投資家筋が円買いをすすめ、レートが円高にすすみます。
最近ではAIがFXで資産運用することが多いのですが、AIはトレンドに追随する動きをすることが多いので、AIが円買いをすすめて更に円高が加速します。
そして、トドめと言わんばかりの動きをしたのがループイフダンなどFX自動売買ツールです。
ループイフダンなどで損切り設定をしていた場合、一定のレートまで円高がすすむと損切りをするために、保有している外貨を手離して円を買い戻します。
また、レートが暴落しすぎて証拠金が足らずにロスカットになって保有している外貨を手離して円を買い戻すという動きもします。

このような動きが連動して、2019年1月3日に一瞬にしてレートが大暴落するフラッシュクラッシュが発生しました。

フラッシュクラッシュで発生したループイフダンのロスカット

フラッシュクラッシュという大暴落を受けて、多くのループイフダンユーザーが強制ロスカットという目に会いました。

このロスカットとは、証拠金不足による強制決済のことです。

2019年1月のフラッシュクラッシュで、アメリカドル/円は一瞬で約109円のレートから約104円のレートまで大暴落しました。
たとえばこのとき、120,000円のループイフダン口座内資産の内、109,000円を証拠金としてレバレッジ10倍で10,000通貨のアメリカドル/円を購入していたとします。
すると、1円10銭レートが値下がりしただけで、109,000円の証拠金しか財産が余りません。
レバレッジとは、証券会社がユーザーにお金を貸しているのと同じ状態ですから、現在のレートから1銭でも値下がりをしたら証券会社が損をしてしまいます。
なので、ループイフダン内の運用資金が証拠金しか残らない状態になったら(この状態を証拠金維持率100%といいます)、強制決済“ロスカット”になるのです。

フラッシュクラッシュでロスカットされたユーザーとは、運用資金のほぼすべてを証拠金としてレバレッジをかけてループイフダンを運用していたり、高すぎるレバレッジ倍率で運用していたユーザーなのです。

ループイフダンでフラッシュクラッシュに耐えられる運用方法

ループイフダンを運用しているユーザーのなかには、「フラッシュクラッシュの大暴落にギリギリ耐えられた」というユーザーも少なくありません。
ループイフダンを提供しているアイネット証券の外国為替本部の吉田さんも、「4~5円程度のフラッシュクラッシュには耐えられるべき」とコメントしています。

では、どのように突然のフラッシュクラッシュにも耐えられるようにループイフダンを運用するのか。
その答えは、ループイフダン口座内の運用資金に余裕を持たせて運用する、或いはレバレッジ倍率を低くして運用するというものです。

たとえば、200,000円のループイフダン口座内資産の内、109,000円を証拠金としてレバレッジ10倍で10,000通貨のアメリカドル/円を購入して運用しといたとします。
このとき、フラッシュクラッシュによって109円から104円に暴落したとしても、50,000円の損失なので41,000円も資金に余裕があって証拠金維持率100%以上となっていてロスカットされません。

また、ループイフダン口座内に120,000円しか用意できない場合は、レバレッジ倍率を2倍にして2,000通貨だけ運用するなど、レバレッジ倍率を低くすることも大切です。

ループイフダンで発生したフラッシュクラッシュでの“損切りあり/なし”の優劣について

ループイフダンは、“損切りあり/なし”を自分で選択して運用することができます。

損切りあり/なしのどちらのほうがより優勢な運用ができるのか、実際の2019年1月3日のアメリカドル/円のレートを使ってみてみましょう。

1月3日に、アメリカドル/円は約109円から一瞬にして104円に暴落しました。
その後は約108円まで回復しました。

損切りなしの場合で109円のレートで購入して10,000通貨運用していた場合、レートが108円までしか回復しないので10,000円の損失となります。
損切りしないので、その後はポジションをいつまでも保有し続けるので取引を続けられません。

対して、損切りありで設定して109円のレートで10,000通貨購入して1円値幅で1ポジションだけ運用していた場合、104円までの値下がりで50,000円の損失になります。
その後、104円から108円まで値上がりして40,000円得られるので10,000円の損失となります。
しかし、保有ポジションに余裕があるのでループイフダンを稼働して稼ぐことができます。

つまり、最初に購入した109円までレートが反転しない場合は、ポジションに余裕を作ってループイフダンを動かせる“損切りあり”で運用したほうが優れているといえるのです。

ループイフダンで発生したフラッシュクラッシュで損切りなしのほうが優勢な場合もある

2019年1月3日に発生したフラッシュクラッシュでは、損切りありのほうが優勢であることがわかりました。
しかし、場合によっては損切りなしのほうが優勢な場合もあります。
それはポジションを複数もつ場合です。

損切りありで10,000通貨を1円値幅の設定で2ポジション運用したとします。
109円のレートて運用をスタートした場合、104円までの暴落で80,000円の損失となります。
109円と108円で10,000ポジションずつ購入し、107円のレートの時に109円のポジションを20,000円の損失で損切りして107円のポジションを10,000通貨購入し、106円のレートの時に108円のポジションを、105円のレートの時に107円のポジションを、104円のレートの時に106円のポジションを損切りするからです。
このとき、80,000円の損失と104円、105円のポジションを10,000通貨ずつ保有している状態です。
この後、104円~108円までの値上がりで40,000円の利益を得られるので、最終的には40,000円の損失となります。

それに対して、損切りなしで10,000通貨を2ポジション運用した場合、109円と108円のポジションを10,000通貨ずつ保有している状態になります。
その後、104円まで値下がりして108円までレートが回復した場合、損失は10,000だけとなります。

保有しているポジションが多いと、損切りなしのほうが優勢なんです。
ただし、これは短期的な視点でみた場合です。
“ポジションの空き”は損切りありのほうが多いから稼げるので、長期的に見ればやはり損切りありのほうが優勢といえます。


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