ループイフダンとaud

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ループイフダンとオーストラリアドル(aud)

ループイフダンは様々な通貨を対象にFXの自動売買を行っているシステムトレードです。
そんなループイフダンの取り扱い通貨の一つにオーストラリアドル(以下、aud)があります。
audは文字通りオーストラリアが発行している通貨です。
そのためオーストラリアだけで利用されていると思われがちですが、オセアニア地域では力のある通貨として流通しており、近隣のナウルやツバルと言った島国でも利用されています。
金貨を発行することが多いことでも有名でカンガルー金貨やコアラ金貨などが地金を資産として運用している方にも購入されている通貨です。
そんなaudは特徴として資源国通貨でありながら先進国通貨としての性格も持っているということが挙げられます。
資源国通貨とは、様々な資源の価格レートに影響を受ける通貨のことで、例えば石油などの国際取引の価格が上がればaudも上がるというように資源の価格とリンクする動きを見せる性格を持っている通貨です。
オーストラリアは、アルミの原料であるボーキサイトやチタン、金、ウランや石炭、原油、天然ガスなどが産出される資源の豊富な国となっています。
そのため、資源の価格はオーストラリアの経済にも直結するため、強い影響を持っているのです。
一方先進国の一つとしても知られており、高い経済力を持っていることからaudは比較的安定した価格で推移するという特徴を持っています。
このようにaudを発行するオーストラリアは、鉱産物などの資源を輸出する国としての側面とサービス業などの第三次産業の割合が圧倒的に高い先進国型の産業構造を持つ側面との二つの顔を持つ国としての特徴があり、audに関してもその二つの顔を持つ通貨と言えるのです。
そんな通貨をループイフダンで運用した場合、どういったメリットや注意点があるのかについて紹介していきます。

ループイフダンでaudを利用するメリット

ループイフダンでaudを利用するメリットは政策金利の高さ、人口が増えている国、ボラティリティが比較的狭いなどいくつか挙げることができます。
それは、日本円とaudのペア(いわゆるオージー円)で多い傾向です。
政策金利の高さは日本円がマイナス金利なのに対して、プラス金利です。
そのため日本円との通貨ペアでループイフダンを動かすと、audを持っているポジションであればスワップポイントが加算されてお金が入ってきます。
ループイフダンは設定にもよりますが、基本的にaudを買ってから、適度な金額で売却するという決済を行っているためaudを持っていることが多くなっているのです。
そのため、こういった状況で推移するのはスワップポイントがマイナスに働いてどんどんお金が減っていくというケースを回避することができます。
人口が増えているというのもaudの強みです。
昔から人口が増え続ける国は強いと言われており、オーストラリアはまさにそれを地で行っています。
自然増加も多いのですが、移民に寛容なためアジア圏から多くの移民が流入して生きているのです。
そのため、経済発展も期待でき、通貨としてもある程度の強さを持っているため、新興国通貨のような不自然な動きをすることが少ないことでループイフダンの決済注文が決まりやすいというメリットを持っています。
ボラティリティ(値幅)が比較的狭いというのもメリットです。
audは先進国通貨としての顔も持っているため、極端な値動きが日常的に起こるということが少ない通貨となっています。
そのため、ループイフダンを行う場合でも新興国通貨のペアに比べて少ない金額で安全な範囲まで広さをカバーすることが可能です。
この点は、初級者から中級者向けの通貨ペアとしてもメリットがあります。
これ以外にもニュージーランドドルと値動きが似ているため、外貨同士のペアとしてループイフダンを組む場合に比較的敷居が低い通貨であるということもメリットです。

ループイフダンでaudを利用する注意点

audは、メリットが多いことから比較的人気のある通貨ですが、注意点もいくつかあります。
それは、売りで担がれるとしばらく上昇する、値動きが激しい、中国経済が影響、一気に下落することがある、そして朝の時間に動きやすいということです。
売りで担がれるとしばらく上昇するのは以前から日本円とのペアで度々ありました。
これはレンジ相場とは逆のトレンド相場という状態で、ループイフダンのシステムトレードとしては、やや苦手な局面です。
確かにどんどん価格が上昇していくのでループイフダンが追従して決済注文をしてくれるのですが、そこから急に下がっていくと、高いaudを持ったまま含み損を抱えてしまうことがあります。
値動きが激しいことにも注意が必要です。
先進国通貨ではありますが、資源国通貨でもあるため日本円やユーロに比べると、やや動きが激しいという傾向があります。
これは、ループイフダンにとってメリットでもあるのです。
しかし、時々急上昇と急落を繰り返すことがあるため、難易度の高い新興国通貨のような動きをするので、適切なタイミングでループイフダンを一旦停止する必要に迫られます。
中国経済が影響することも注意点です。
かつては日本が最大の貿易相手国でしたが、現在は中国との交流がとても盛んになっており、中国経済ともリンクしつつあります。
そのため、中国の影響を強く受けやすく中国における経済ニュースで価格が変化することも少なくありません。
一気に下落する点も注意です。
リーマンショックなどの世界的な影響によって、各国は多くのダメージを受けましたが、audは最もダメージが大きかった通貨の一つとして挙げられます。
こういった傾向があるため、世界で株価などが下落するニュース(例えば、新型コロナウイルスの蔓延)が起こると一気に下落するのがデメリットです。
朝の時間に価格が動きやすいという点も注意といえます。
日本と時差が少ないため、欧米のニュースによってオーストラリアの市場の開場ととも一気に価格が動きます。
そのため、朝ループイフダンをチェックすることが注意点です。

ループイフダンが展開しているaudのペア

ループイフダンにおけるaudはメリットも多く注意点も多い通貨ですが、人気が高い通貨であるためペアが比較的多いというのが特徴です。
ざっと紹介していくと、これまで中心にお話ししてきたオージー円の豪ドル円(AUD/JPY)、豪ドル/米ドル(AUD/USD)、そして先ほども少し触れた豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の3つになります。
ループイフダンの取り扱い通貨は、多くが日本円とのペアのみなのですが、audは多めのペアとなっているのです。
外貨同士でループイフダンを動かしてみたいという方にとっても比較的導入しやすい通貨と言えるため、日本円とのペアで慣れてきたら、こういった米ドルやNZドルとのペアも検討してみるのも良いといえます。

ループイフダンでaudを検討!

audは先進国通貨の安定性と資源国通貨としての他の要素が絡む激しい値動きからループイフダンでも決済注文で利益が出しやすい通貨です。
しかし、時に新興国通貨を思わせるような急激な下落やトレンド相場と言った別の顔を見せることがあり、そういった状況のコントロールをすることもループイフダンを動かすうえで重要と言えます。
それでも人気の通貨であることには間違いなく、もしループイフダンで通貨ペアに迷ったら、安易にランキングで選ぶのではなく、audを候補に検定してみることもおすすめです。


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