ループイフダンの両建てヘッジ

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ループイフダンで両建てヘッジ

近年大人気の人工知能を使ったFX自動売買取引ツールとして“ループイフダン”があります。
証券会社各社がループイフダンを提供していて多くの人が儲けをだしていますが、負のループに填まってしまったら大きな損失を出してしまいます。

負のループとは、ループイフダンの仕組みによって発生します。
たとえば、ループイフダンで「ドル円を一円の値幅でポジションを20,000通貨購入する」という設定で取引した場合、円安相場ならば120円で20,000通貨購入して121円で利益確定し、121円で20,000通貨購入して122円で利益確定するという流れになります。

しかし円高相場になった場合、120円で20,000通貨購入してから119円になると更に20,000通貨購入してポジションを増やす仕組みになっています。
これをポジション限度数あるいは証拠金不足になるまで繰り返していくので含み損がどんどん膨らんでいくことになります。

ループイフダンを売りポジションで始めた場合は、この逆で円安相場になると含み損がどんどん膨らんでいきます。

含み損を小さくするには、「値幅を大きくする」「ポジション数を小さくする」「購入通貨数を少なくする」といった手法がありますが、より積極的な効果の高い方法があります。

それが、“両建てヘッジ”という手法です。
両建てヘッジとは簡単に言えば、ループイフダンで保有しているポジションとは逆の方向に相場が動いて含み損が発生しそうな時、同じ通貨ペアを通常注文でループイフダンとは逆のポジションを購入する方法です。
同じ通貨だから“両建て”と言います。
例えば、ループイフダンで円ドルを買いポジションで設定しているのに円高相場になりそうな時、通常注文によって円ドルを売りポジションを保有するという手法です。

ループイフダンで両建てヘッジする方法

ループイフダンで両建てヘッジする方法として大事なのは、“チャートポイント”を自分で設定することです。
チャートポイントとは、過去の相場をみて「この下限が割れたら際限なく通貨高に動く」「この上限を突破したら際限なく通貨安に動く」というポイントです。

相場がチャートポイントを越えたら、ループイフダンで保有しているポジションとは逆のポジションを通貨ポジションで保有するようにしましょう。
例えば、過去に120円を下回った事がないから120円~123円で相場が動くと想定してチャートポイントを119円として買いポジションでループイフダンをはじめたとします。
しかし突然に119円の円高になってしまった場合、予め決めていた通りに通常注文で売りポジションを保有するようにします。

ループイフダンで両建てヘッジをする場合、もう一つ決めなければならないことがあります。
それは、どれくらいの通貨量をヘッジするかということです。
ループイフダンの両建てヘッジは以下のように、ヘッジする通貨量によっては含み損を減らすどころか利益を得ることすらできます。

ループイフダンより少ない通貨量で通常注文して両建てヘッジ

例えば、ループイフダンで60,000通貨のポジション保有していて相場が保有ポジションとは逆に動いたのに、通常注文で30,000通貨しか両建てヘッジしないというように、ループイフダンでの保有ポジションを全額ヘッジしない方法です。
「アメリカ大統領の円高誘導発言で一時的に急激的に円高相場になってしまってロスカットのピンチ」といったようにすぐに相場は元に戻りそうなものの、証拠金不足によってロスカットされてしまいそうな時などに含み損を抑えるのに効果的となります。

ループイフダンでの保有通貨量と同量を通常注文で両建てヘッジ

例えば、ループイフダンで60,000通貨のポジションをしていて相場が保有ポジションとは逆に動いた場合、通常注文で60,000通貨を両建てヘッジするというように同じ通貨量を両建てヘッジする方法です。
ループイフダンで含み損が発生しているけど、利益が得られる相場に戻るまでポジションを保有し続けたいという場合、同じ通貨量を通常注文でヘッジすると損益相殺によって含み損をほぼゼロにすることができます。

ループイフダンでの保有通貨量よりも多い通貨量を通常注文で両建てヘッジ

例えばループイフダンで60,000通貨のポジションを保有していて相場が保有ポジションとは逆に動いた場合、通常注文で80,000通貨を両建てヘッジするというように、ループイフダンでの保有通貨量よりも多い通貨量を通常注文で両建てヘッジする方法です。
ループイフダンでの保有ポジションは塩漬けにしたいけど、利益も欲しいという場合に有効な手法です。
含み損を上回る利益を得られます。

ループイフダンで両建てヘッジするメリット

ループイフダンで両建てヘッジするメリットは以下のようになっています。

含み損を抑制

一番のメリットは含み損抑制です。
ループイフダンは保有ポジションと逆方向に相場が動くと、負のループになって含み損がどんどん膨らんでいきます。
しかし、通常注文で両建てヘッジすることによって損益相殺することで含み損を抑制できます。
また、ループイフダンでの保有通貨量より多く通貨量を通常注文で両建てヘッジすることで含み損抑制どころか、利益を得られます。

ロスカットを回避

ループイフダンはレバレッジによる取引となります。
このため、常に規定額以上を証拠金として口座に保有していなければなりません。
もし、含み損によって証拠金を下回ってしまったらロスカットによって強制的に保有ポジションを決済されてしまいます。
しかし、両建てヘッジによって含み損を抑制することでロスカットを回避できます。
ちなみに、ロスカットを回避するためにはループイフダンを行っている証券会社で両建てヘッジをしないと意味がないので注意してください。

反発時に利益を得られる

ループイフダンと逆のポジションを通常注文で両建てすることによって、ループイフダンのポジションを塩漬けにすることができます。
FXの場合、株と違って通貨がゴミくずになることはほとんどないので相場が反発するのを待てば利益をだせます。
普通のループイフダンではロスカットなどによって相場の反発を待てませんが、両建てヘッジによって含み損を抑制できるので相場の反発を待てます。
そして、相場が反発すれば塩漬けにしていたループイフダンのポジションからも利益を得られるようになるのです。

ループイフダンで両建てヘッジするデメリット

ループイフダンで両建てヘッジするデメリットも以下のようにあります。

  • 両建てヘッジ解消し忘れ:
    ループイフダンの保有ポジションとは逆のポジションを通常注文で両建てヘッジして相場の反発を待っているとき、相場が反発しはじめたのにうっかり両建てヘッジを解消し忘れると折角両建てヘッジしていたのに、通常注文のヘッジ通貨に損失が発生するというデメリットがあります。
  • マイナススワップ:
    両建ての場合、基本的にスワップがマイナスにるというデメリットがあります。
    例えば、ループイフダンで買いポジションを保有している時に、通常注文でループイフダンの通貨量以上の通貨を両建てヘッジするとスワップがマイナスになって損が発生してしまいます。

自動売買ツールで両建てヘッジするならループイフダンがおすすめ

FX自動売買ツールはループイフダンの他にも、トラリピが有名です。
しかし、ループイフダンの方が手数料やスワップが小さいので両建てヘッジする際にはループイフダンの方が利益を出しやすいのでおすすめです。

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ループイフダン・ラボ
ループイフダン情報専門メディア、ループイフダン・ラボ。
ループイフダンに関する有益な情報のご提供に努めて参ります。

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