ループイフダンと”黒猫”

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ループイフダンの黒猫さんとは?

ループイフダンの黒猫さんというと2つのブログがあります。
一つは、資産運用チャレンジブログというブログで、これは白猫キャラの「しろすけ」と黒猫キャラ「こじろー」による会話形式の記事内容です。
この記事の話題はとても幅広く、資産を自動で運用するサービスであるウェルスナビやループイフダンのようにFXの自動売買を行うトラリピと言ったものを解説しつつ、ループイフダンを少し取り扱うというものとなっています。
もう一つは今回お話しする黒猫さんちのFX研究ブログです。
このブログはFXの自動売買、特にループイフダンについて詳しく解説を行ったブログであり、自身の運用成績も公開している内容で、外国為替証拠金取引(FX)トラップトレード、特にループイフダン研究ブログとして知られています。
そして、このブログの管理人が黒猫さんです。
プロフィールでは伊豆エリアで有名な藤枝市生まれで現在も藤枝市に住んでいるとしています(2018年現在)。
この地方在住の黒猫さんは、日本であれば居住地が関係のない投資などを行っている方です。
黒猫さんは2012年から投資を行い始めました。
当初は、純粋なFXを行っており、替相場が上がるか、下がるか予想すればいいのだから簡単ではという仮定で始めたと語っています。
いきなりループイフダンを始めたのではなく、自分の考えによって判断し取引する裁量取引という手法を使ってFXを行ったのです。
当時は全く勝てず、本や商材に手を出して運用を行ったこともありますが、これも不調に終わります。
そんな中出会ったのがシステムトレードであり、研究と実践を繰り返すうちに興味が増し、システムトレードを始めてから、余裕を持ってチャートを見れるようになったのです。
こういったシステムトレードとの出会いは裁量取引の結果も以前よりも良くなります。
そんな中、ループイフダンを主な研究対象として投資を行っていくのです。
この研究対象と投資の成果がこの黒猫さんのブログになります。

ループイフダンの黒猫さんのブログはどんなものか?

ループイフダンの黒猫さんのブログは、ループイフダンと運用の考え方をまとめたものです。
特にループイフダンの長期実践記録を当時こまめに更新しており、このループイフダン長期実践記録は、2017年11月1日より、運用パターンを変えて再出発し、第40週の運用報告2018年8月4日で終わるまで運用します。
この間、黒猫さんは今後の方針やどのような幅で購入すればいいのか通貨ペアのレンジ(どの範囲までループイフダンを発動するようにするかと言った設定)などを考察し、自身のブログにまとめたのです。
新しい技術やテクニックの紹介というものではなく、淡々と自身の仮説を紹介し、それを実践、結果を解説してループイフダンの設定について考えを書いています。
タイトルは何となく緩いものとなっていますが、実践と研究を地道に行っている内容であり、初心者向けでありながらどこか専門的な雰囲気を感じさせるという印象を与えるブログです。
ただ、2018年の8月4日で更新が終わっており、現在はどのような活動を行っているかは不明となっています。
超長期の運用という割にはわずか1年強で終わったこのブログに対して、現在もアクセスがあるという状態になっているのです。

ループイフダンを黒猫さんはどのように記事にしているのか?

黒猫さんはループイフダンをどのように記事にしているのかというと手持ち資金を用いてそれを運用し続けた内容を粛々と1週間おきに公開し、時々その運用の見直しや考察、今後の方針などをまとめるというものを記事にしていました。
初期資金として約300万円を自前で用意して、アイネット証券のループイフダンを使い、超長期の運用を前提に利益を積み重ねる設定を研究して記事にしています。
多くのブログが数十万円程度の資金で運用を行っている中、300万円もの大金を用意して運用していることから、安易なブログに終わらず真剣に自身の資産の運用をテーマに記事を書いているのです。
300万円と言うと一般的には少額ではありません。
黒猫さんが資産化であれば小遣い程度かもしれませんが、一般の方であればそれなりの覚悟を持って記事にしていたと考えられ、とても真剣に書いていたことがうかがわれます。
いずれにしても、現在は更新されていないものの高額な資金で本格的に運用し、実績を記載した記録としてかなり貴重なものという見方ができるのが、黒猫さんのブログ記事です。
そのため、トレンドこそ2020年現在に当てはまらないものもありますが、大きな参考資料として現在も読んでいて参考になることが少なくない記録と言えます。
脚色なく結果を書いて解説するというパターンを淡々と記事にしている点に筆者である黒猫さんの真面目さを感じさせることができるのです。

ループイフダンで見る黒猫さんの成績

黒猫さんは最終的にどのような成績で終わったのかというと、20万円程度の利益を出したところで終わっています。
2017年~2018年の累計40週間での運用成績として、その週の成績と累計の成績が表形式で書かれており、最後の記事を元に数字を上げていくと、売買損益の累計が315,742円、スワップ損益が12,142円とスワップポイントでも利益を上げてしまっているのです。
ループイフダンの経費とも言える含み損は102,948円で、トータルの収益に含み損を引いたものがループイフダンの利益になります。
これによると22万円ほど利益が出ている計算で、300万円を投資してこの利益を上げたという結果を利回りに換算すると約7%程度の年利回りです。
結論を言うととても優秀な成績であり、株式でもうまく運用してアマチュアで年利が4%強、先ほどお話ししたウェルスナビと言う自動売買による運用でも手数料等を差し引くとおよそ5~7%程度(2020年までの実績)ということを考えると、優秀と言う結論に至ります。
しかし、これだけの運用を行っているのに、翌週以降は一切更新がされておらず、どういった状態なのかを知ることができません。
ただ、自動売買でここまで利益が出るということを証明したという意味で黒根さんのブログはとても貴重と言えます。
まれに年利回り30%というブログを見ることがありますが、とてもややこしい設定を行っていたり、外貨同士のペアで日本円換算にするとはっきりとした利益が分からないような結果になっているものがあることを考えると、かなり分かりやすい運用のブログなのです。

ループイフダンを研究した黒猫さんの見解とは?

このように優秀な成績を収めて突如更新を止めた黒猫さんですが、その最後の見解として、豪ドル/円のペアによる運用を行っています。
少ない資金で、広い為替レンジをカバーすることも長期運用で重要であるとも訴えており、値幅80銭というやや広めの間隔で運用を実践しているのです。
実際実験で値幅20銭(B20 / S20)、値幅40銭(B40 / S40)、値幅80銭(B80 / S80)という運用を行い、80銭がもっとも利益が出たという結果から選んだとしています。
レンジに関しては、過去20年の値動きから、二つのゾーンを設定し、67円~87円のゾーンと87円~107円のゾーンを設定しているのです。
そして注文方法はハーフ&ハーフ(買い注文と売り注文の2つのループイフダンを管理する)を利用し、レンジは今お話しした2つのゾーンを利用しています。
ある程度のリスクは許容しつつ、過大なリスクを避けるスタイルで先ほどの結果を出しているのです。
現在黒猫さん更新が途絶えている状態で、所属しているブログ村でも総合ランキングはもちろんのこと、為替ブログ、FX トラリピ・トラップトレード派のランキングにおいても圏外となっています。
なにかしらの不具合があったのか切りの良いところで偶然辞めたのかは不明ですが、優秀な運用成績や考察をもう一度見てみたいと考える方は少なくありません。


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