ループイフダンとスプレッドについて

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ループイフダンとスプレッド

スプレッドとは通貨の売値と買値の差額のことです。
この差額はループイフダンでも存在し、例えば1米ドル100円の時に売値(通貨を購入する時の金額)は101円、買値(通貨売却する時の買取金額)が99円だとしたら2円がスプレッドになります。
実際はここまではっきりした金額でないことも多いのですが、ループイフダンも買値と売値の違いがあることは確かです。
今回、このループイフダンにおけるスプレッドについて、どんなものなのか、ライバルの自動売買を行うトラリピと比較してどうなのか、そしてスプレッドを意識したループイフダンの稼ぎ方についてもお話ししていきます。

その前にループイフダンになぜスプレッドと呼ばれる差額があるのかについてお話しします。
ループイフダンは自動売買のプログラムなのですが、このプログラムは利用無料となっているのです。
しかし、FX業者は利益を出す必要があり、その利益によってループイフダンの管理や企業の運営をしています。
そこで利益を出す手段として売値と買値に差額を設け、その差額であるスプレッドで収益を上げているのです。
例えば先ほどの例であれば、利用者が1ドル売るごとに1円の儲けが出ますし、1ドル買うごとにも1円の儲けが出ます。
この儲けを企業としての収益にすることで利益を出し、収入源としているのです。
ループイフダンは自動で売買を行い、そのたびにスプレッドが発生していますから、ループイフダンの運営会社はその取引のたびに利益を挙げ、そしてループイフダンを無料で提供したり運営することを可能としています。

ループイフダンでのスプレッドとは

スプレッドはループイフダンの運営会社の収入源というお話しをしてきましたが、実際にどの程度のスプレッドなのでしょうか。
結論を言うと、アイネット証券に比べてひまわり証券のスプレッドは100円(税抜)分高い傾向があることやスプレッドは銭単位ということです。

ループイフダンはアイネット証券とひまわり証券の2社で提供されています。
名称こそアイネット証券「シストレi-NET」、ひまわり証券「エコトレFX」と異なりますが同じループイフダンです。
通常自動売買は1社ごとに異なる名称やシステムを提供しているのですが、この2社は親会社が同じ兄弟企業であるため同じループイフダンというシステムを共有し、それぞれの顧客に提供しています。
そのため、ほぼ同じ自動売買が使えるのですが、スプレッドの金額が異なり、更に同じ金額のもの(米ドル日本円のペアや米ドルユーロのペア、米ドル英ポンドのペアなど)だとひまわり証券の方が100円(税抜)高いのです。
そのため一回取引ごとにひまわり証券の方が売買金額が異なるということになります。
ちなみにスプレッド自体は同じなのですが、ひまわり証券だけ1万通貨の取引では片道100円(税抜)という別途手数料がかかる仕組みになっているため異なるという解釈です。
なので差額の金額差が100円+スプレッドではなく、一回の取引ごとに100円(税抜)余計にかかるという形になります。

スプレッドも先ほどの例では円単位ですが、そこまでの差額はなく、銭単位となっています。
主な通貨ペアを例に挙げていくと、日本円と米ドルの組み合わせはスプレッドが2銭程度になっています。
また広いといわれている英ポンドと円の組み合わせであっても5銭から7銭程度です。
このように一回ごとの取引回数が多いため、スプレッドはそこまで広くなっていません。
ちなみに日本円とのペアではなく米ドルとユーロというペアであれば、pips(ピップス)という単位になります。
これは米ドルで言うところの0.1セント(0.001ドル)を意味します。
セントではなくpipsという単位を使うのは米ドルなどは小数第3位までしか表示されないため、それを下回る数として用いるのです。
ちなみにユーロと米ドルの組み合わせの場合、2pips程度のスプレッドとなり、非常に狭いスプレッドになっています。

このようにループイフダンのスプレッドはひまわり証券がスプレッドに加えて100円(税別)の手数料がかかること、スプレッドは銭単位のほぼ同額と見なせるくらいの狭さになっていることが挙げられるのです。

ループイフダンとトラリピのスプレッド比較

同じループイフダンと言っても運営会社によって異なることをお話ししました。
では、他社の違った自動売買であるトラリピはどうでしょうか。
結論を言うと通貨によって安い、高いが異なるということです。
ただ、ループイフダンは固定なのに対し、トラリピは状況によって変化する変動制となっており、確実にどちらが安いかということは言い切れないというのが正しい表現と言えます。
それでも比較を行うため、特に大きな変動が起こっていない状況におけるスプレッドを比較します。
米ドルと円のペアではループイフダンが2銭ていどに対しトラリピは3~4銭となります。
また、英ポンドと円のペアであればループイフダンが5銭なのに対し、トラリピは約8銭です。
このように主だったものであればループイフダンの方が狭いのですが、流通量が少ない通貨ペアの場合はトラリピが圧倒的に狭い状況となっています。
例えば南アフリカランドと日本円のペアはループイフダンが7銭なのに対し、トラリピは3銭程度となっており、半額以下です。
これは日本円とメキシコペソなどにも言えます。

このように流通量の多い通貨ペアはループイフダン、少ないペアはトラリピが少ないという傾向です。

ループイフダンのスプレッドとうまく付き合う

ループイフダンは数銭程度のスプレッドと一見安価に感じられる方も少なくありません。
しかしループイフダンは非常に頻繁に取引が行われており、チリも積もれば大きな金額になります。
そのためスプレッドの広い通貨で数年単位で取引を行っていると、スプレッドの狭い通貨ペアに比べて実に数万円以上の利益の差が出るケースも少なくありません。
確かにスプレッドの広い通貨ペアは価格変動も大きいため利益も大きくなることがありますが、スプレッドを完全に無視してしまうと意外に出費が大きくなる可能性もあるということを知っておくことは重要です。
ただ、スプレッドは無視しても良いという考えもあります。
これは短期的に大きな利益を狙う短期投資に言われることです。
期間が短ければ短いほどスプレッドによる影響も少なくなるため、そういった考えも存在します。
それでもループイフダンは自動売買を行う中長期的な投資を行うシステムなので、やはりスプレッドもある程度意識して通貨ペアやサービスを選ぶ必要があるのです。

ループイフダンはスプレッドも意識しよう

ループイフダンを行うと売値と買値の差額であるスプレッドが発生します。
このスプレッドはさまざまな通貨ペアに存在し、それぞれ異なった金額です。
実際2銭から7銭と非常に少額とながら異なっています。
しかし、ループイフダンのように中長期的な取引を行う場合は無視できない出費になることも少なくありません。
そういった意味で通貨ペアを選ぶときもスプレッドも含めて検討するということも重要です。
半年程度ではそこまで大きな金額にはなりませんが数年で見ると数万円以上の出費になりますから、少額で中長期的にループイフダンを行う場合はもちろんのこと、高額な金額をかけた短期的なループイフダンでもきちんとチェックするのがおすすめと言えます。


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