【FX初心者必見】ループイフダン徹底解説&FX自動売買システム比較|ループイフダン設定方法&デモ機能も検証
ループイフダン情報専門メディア、ループイフダン・ラボでは、日夜、ループイフダンに関する有益な情報のご提供に努めています。
【メディア掲載歴】
朝日新聞デジタル&M, 財経新聞, NewsPicks, 楽天Infoseekニュース, BIGLOBEニュース, @nifty ビジネス, excite.ニュース, Business Times(※一部。順不同)
国内には、数多くのFX自動売買システム・システムトレードサービス提供業者がありますが、
そのうち、ある程度の数量のユーザーを集めていて、かつ、FX初心者から定評があるサービスとしては、主に下記のようなものがあります。
- 「ループイフダン」を提供している、アイネット証券
- 同じくループイフダンを提供している、ひまわり証券
- ループイフダンと似た、FX自動売買システム、「トラリピ」を提供している、マネースクエア
- トレイダーズ証券が提供している、みんなのシストレ
- FX自動売買システム「シストレ24」を提供する、インヴァスト証券
- 同じくインヴァスト証券が提供する新サービス、トライオート
本記事では、それぞれ、詳しく説明して参ります。
Contents
そもそも、FX自動売買(システムトレード)とは
自動売買・システムトレードとは、端的に言えば、FX取引において、
- あらかじめ自分で決めてシステム上に設定したルールに従って、
- システムが、自動で取引を実施してくれる、取引方法です。
為替の動向が一度決めたルールの条件に当てはまった場合、システムが自動で取引を実行するため、会社勤めで忙しいサラリーマンや、家事で忙殺されがちな主婦の方などでも、海外マーケットにおける時差を気にすることなく、かつ、四六時中パソコンに張り付いている必要も無く、機会を逃さずに、取引を行うことができる、というメリットがあります。
さらに、システムによる自動売買の場合、一度ストラテジー(戦略)を設定しておけば、自分の感情に惑わされることなく、淡々と、システムが取引を実行してくれるので、好機に適切な取引を行うことができる、というポイントもあります。
「感情に邪魔をされて、不用意なエントリーをしてしまい、結果的に損失を被ってしまった…」という苦い経験は、特にFX投資の初心者には、つきもの。
システムトレードによる自動売買ならば、そうした「自分との闘い」を回避できるというメリットもあるわけです。
なお、システムによるFX自動売買で気を付けておくべきことは、「自動売買では、大規模な為替変動には、柔軟に対応できない場合がある」ということです。
いくら「自動売買」といっても、実際にトレードのルール設定をするのは人間ですから、相場の動きにあわせて戦略を変えていくように意識しておかないと、一度設定したストラテジーが最新の動きにそぐわなくなってくるケースも出てきます。
市場トレンドにあわせてルールを再考していくことで初めて、最適な成果につなげることができるのだ、ということを、忘れてはなりません。
国内の主なFX自動売買システム・システムトレードサービス提供業者は、下記のとおりです。
(※いずれも公式サイト)
- アイネット証券(ループイフダンを提供)
- ひまわり証券(ループイフダンを提供)
- マネースクエア(トラリピを提供)
- みんなのシストレ(トレイダーズ証券)
- インヴァスト証券(シストレ24を提供)
- トライオート(インヴァスト証券提供)
各社の提供しているサービスについて、それぞれの特徴を整理してみましょう。
公式サイト | ポイント・特徴 |
アイネット証券 |
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ひまわり証券 |
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マネースクエア |
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みんなのシストレ |
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インヴァスト証券 |
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トライオート |
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ループイフダンとは
「ループイフダン」とは、相場の上下動に合わせてFXの利益を追求する自動売買システムのことです。
まず、大前提として、どのような相場も、上下動を繰り返しながら少しずつ動いていき、
一直線で上昇、または下降することはありません。
この小さな上下動を狙って小刻みに、そして着実に利益の積み上げを狙っていくことができるのが、「ループイフダン」というトレード手法です。
国内では、「アイネット証券」と「ひまわり証券」の2社が、サービス提供をしています。
ループイフダンの特長はいくつかありますが、最たるものとしては、
- 難しい設定が必要なく、FX取引の初心者でも比較的簡単にFXを始めることができる。
- 小刻みに多数回取引を行うような設定が可能なため、うまく設定できれば、収益機会の発生数が多く、最終的に大きな収益を狙いやすい。(=一発で大きな利益を狙う、というよりは、多数回取引によって利益の積み上げを狙う、とも換言できます)
- 万が一、予想と逆方向に相場が動いたとしても、設定に応じて自動的に損切りをして、新しいポジションを保有することができる。
→元値に戻らなくてもあわてずに見守ることができますので、(短期で集中的に稼ぐ、というよりは)中長期の相場運用に適しているといえます。 - 通貨ペアの設定に加えて、売買方向(買いか売りか)、値幅や最大ポジション数損切り設定などを設定するだけで、すぐにFXの自動取引を開始することができる。
※売買のレンジ幅を設定する機能はなく、相場の流れに沿ってレンジ幅が移動されるようになっています。
上記が挙げられるでしょう。
ひまわり証券とアイネット証券、それぞれのループイフダンの比較
前述もしましたとおり、国内において、「ループイフダン」は、「アイネット証券」と「ひまわり証券」の2社から提供されています。
そもそも、ループイフダンのサービスを最初に提供したのはアイネット証券で、一方、ひまわり証券は、ライセンスの供与を受けて、ルーフイフダンのサービス提供を始めた、という経緯があります。
※ひまわり証券がループイフダンのライセンスを供与されたのは、アイネット証券もひまわり証券も、両方とも「ISホールディングス」のグループ会社だからです。
アイネット証券もひまわり証券も、どちらのサービスも1,000通貨から始められ、少ない資金で取引ができますし(アイネット証券だけが扱っているメキシコペソ/円、南アフリカランド/円は1万通貨から)、
そもそも両社とも同じシステムを使っているため、当然運用方法に違いがあるわけではありません。
しかしながら、両社のサービスをよくよく見比べてみると、取引にまつわるコスト構造や、投資家に提供されているツールなどで、若干、異なる点もあります。
※ちなみに、細かいことですが、ひまわり証券の「ループ・イフダン」はループとイフダンの間に「・」が入ります。
【アイネット証券とひまわり証券】まずは会社比較
アイネット証券
引用元:アイネット証券
- 会社商号:株式会社アイネット証券(英文名:i-NET Securities Co., Ltd.)
- 会社住所:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 24階
- 会社設立:平成15年11月6日
- 資本金:300,000,000円(平成30年3月27日現在)
- 登録番号:関東財務局長(金商)第11号
ひまわり証券
引用元:ひまわり証券
- 会社商号:ひまわり証券株式会社(Himawari Securities, Inc.)
- 会社住所:東京都中央区京橋二丁目2番1号
- 会社設立:2002年2月14日
- 資本金:300,000,000円
- 登録番号:関東財務局長(金商)第150号
【アイネット証券とひまわり証券の比較①】取引通貨ペア
アイネット証券の取扱通貨ペアは14種類、これに対して、ひまわり証券は5種類のため、取引通貨ペアの観点からは、アイネット証券の方が選択範囲が広くなっています。
- 両社共通の通貨ペアは、「米ドル/円」「ユーロ/円」「英ポンド/円」「豪ドル/円」「ユーロ/米ドル」
- これに対し、アイネット証券だけが取り扱っている通貨ペアは、「NZドル/円」「カナダドル/円」「スイスフラン/円」「トルコリラ/円」「メキシコペソ/円」「南アフリカランド/円」「豪ドル/米ドル」「豪ドル/NZドル」「NZドル/米ドル」となっています。
また、共通取扱通貨における売買での設定値幅においても、アイネット証券とひまわり証券とで、以下のようなの違いがあります(単位・銭)。
- 米ドル/円
◆アイネット証券:10・15・25・50・100
◆ひまわり証券:10・15・25・50・100 - ユーロ/円
◆アイネット証券:10・40・80・100・120
◆ひまわり証券:10・40・80・120 - 英ポンド/円
◆アイネット証券:20・50・100・150
◆ひまわり証券:20・50・100・150 - 豪ドル/円
◆アイネット証券:10・20・40・80・100
◆ひまわり証券:10・20・40・80 - ユーロ/米ドル
◆アイネット証券:10・20・40・60・100
◆ひまわり証券:10・20・40・60
このように、ループイフダンの本家にあたるアイネット証券の方が、設定できる値幅タイプが、少しだけ多くなっています。
【アイネット証券とひまわり証券の比較②】損切り設定
両社のループイフダンの機能で、唯一「大きな違い」と言えるのが、「損切り」に関する機能です。
- アイネット証券のループイフダンの場合、損切りの【有無】の設定ができますが、
- ひまわり証券のループイフダンの場合、損切りが【有り】に固定されており、【無し】にはできません。
損切り【有り】に設定していると、為替が一定の価格になった場合に、自動的にポジションが決済されます。
なお、損切りが実施される価格は「値幅×最大ポジション数」の式で求められます。
例えば、
- 売買の値幅が「80銭」で、
- 最大ポジション数を「10本」に設定していた場合は、
80銭×10本=8円が、損切り価格になります。
つまり、仮に「85円50銭」の買いポジションで損切り有りの設定をしてあった場合は、「77円50銭」になると自動的にポジションが決済されます。
損切り有り・無しの優劣は一概には付けられません。
損切りは強制ロスカットを防止する手段になり、資産を一度に消失する危険が無くなります。
ただ、FXの為替相場は上下動を繰返すため、為替の戻る可能性が高くなっています。もとより、為替が元に戻れば、損切りする必要がありません。つまり、為替が変動するたびに損切りをしていると、その分だけ資金を無くすことになり、損切り貧乏になりかねない、という難点もあるのです。
【アイネット証券とひまわり証券の比較③】スプレッド
アイネット証券、ひまわり証券とも、口座開設や維持費用は無料であり、取引手数料もかかりません。
また、スプレッドも同一なため、取引の上でのコストに差はありません。
両者の共通通貨におけるスプレッドは以下になっています(1pip = 1銭)。
- 米ドル/円:2銭
- ユーロ/円:3銭
- 英ポンド/円:5銭
- 豪ドル/円:4銭
- ユーロ/米ドル:2pips
【アイネット証券とひまわり証券の比較④】スワップポイント
FXの自動売買は長期間の投資になるため、2国間の金利差で発生する「スワップポイント」が利益に大きく影響します。
従って、スワップポイントの高い方が有利です。
アイネット証券とひまわり証券の、互いの共通通貨におけるスワップポイントは、以下になっています。
- 米ドル/円
◆アイネット証券:76
◆ひまわり証券:65 - ユーロ/円
◆アイネット証券:-16
◆ひまわり証券:-27 - 英ポンド/円
◆アイネット証券:31
◆ひまわり証券:30 - 豪ドル/円
◆アイネット証券:37
◆ひまわり証券:25
こうしてみると、スワップポイントに関しては、明らかに、ループイフダンの本家、アイネット証券の方が、お得と言えそうです。
【アイネット証券とひまわり証券の比較⑤】入金方法
入金方法については、以下のような違いがあります。
アイネット証券の場合
アイネット証券には「クイック入金」と「マッチング入金」という2つの入金方法があります。
- クイック入金
ループイフダン口座に、24時間即時に、手数料無料で振込めます。対応銀行は、メガバンク3行や、ゆうちょ銀行、ネットバンクなど、合計12行があります。 - マッチング入金
ATMや金融機関の窓口から振込む方法で、振込手数料がかかります。資金は一旦アイネット証券のFX口座に入金されるため、ループイフダンでの投資に資金を用いたい場合、別途、ループイフダン口座への振替手続きが必要となります。
ひまわり証券の場合
ひまわり証券も、「クイック入金」と「専用入金口座への振込」の2種類の入金方法があります。
ただし、どちらの方法でもレギュラー口座に入金されるため、ループイフダン口座への振替が必要です。
クイック入金は下記の金融機関を利用でき、24時間即時に手数料無料で振込めます。
- 菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
【アイネット証券とひまわり証券の比較⑥】信託保全
預けてある資産に対する保証は、両者とも、信託保全の処置が採られており、
- アイネット証券は、日証金信託銀行、
- ひまわり証券は、三井住友銀行に、
利用者の資産が預けられています。
従って、万一両社が破綻しても、利用者の資産は守られることとなります。
【アイネット証券とひまわり証券の比較⑦】ひまわり証券の独自サービスについて
ループイフダンは、基本的にFX取引用のツールになっています。
ところが、ひまわり証券に限っては、「日経平均」や「NYダウ」などの株価指数の取引である「くりっく株365(取引所CFD)」を、ループイフダンを使用して運用できます。
それが、ひまわり証券の、「ループ株365」というサービスです。
「株価指数」というのは簡単に言うと、株式市場で売買されている株式の価格を平均した数値のことです。
従って、個別株ではなく、あくまでも、株式全体の売買の値動きを取引することになります。
運用方法はFXと変わらず、以下の3つを設定すれば、後は見ているだけで済みます。
- 日本、アメリカ、ドイツ、イギリスの4つの指数から1つを選択
- 買いか売りかを選択
- 値幅を設定
くりっく株365は為替とは違い、長期的には、右肩上がりの成長を続けています。
従って、ループイフダンの「買いポジション」で保有した場合、ロスカットさえ気をつけていれば、安定的に利益を積み重ねられる可能性があるといえます。
また、ひまわり証券のループ株365の場合、【手数料が非常に安い】というメリットがあります。
アイネット証券とひまわり証券の比較まとめ
総じて申せば、ループイフダン自体のシステムに関しては、本家である「アイネット証券」も、ライセンス供与を受けた「ひまわり証券」も、違いはありません。
ただ、各ツールにおける利便性やスワップポイントは、やはり本元、アイネット証券の方が優れています。従って、FXの投資で利益を得たい場合は、単純比較で申せば、アイネット証券の方が得策と言えます。
しかしながら、ひまわり証券には、アイネット証券には無い「ループ365」という投資商品があります。
上下動の長期的な行き先が読みづらいFXだけではなく、株価指数の投資をしたい人、またFX投資のリスク分散を図りたい人においては、ひまわり証券にも、あわせて口座開設をしておくことがおすすめです。
ループイフダン【以外】の主な自動売買・システムトレード詳説
マネースクエアが提供する【トラリピ】とは
引用元:マネースクエア
FXに特化した自動売買システム。
まず、大前提として、FX相場は(大局的には)
- 上がれば、下がり、
- 下がれば、上がる、
という上下動を繰り返しながら、推移していきます。
このため、
- 通貨が安いときに買って、
- 通貨が高くなれば売る、
ということが、FXで利益(為替差益)を得るための基本となります。
トラリピは、為替相場の特性である「一定の価格帯を行き来しやすい」という【レンジ相場】をターゲットとして、そのレンジ内で自動的に売り・買いを行うための取引ツールです。
FX取引の場合、いくつものチャートを、たくさんのモニターを使って、常に監視しながら、「ここぞ」というときに、売り買いの注文をしかける、というようなイメージがありますが、トラリピは違います。
あらかじめ仕掛けたレンジの範囲で、システムが自動的に「注文」と「決済」を繰り返しますから、
- 機械的に、かつ、
- 小刻みに、取引をすることで
最終的な獲得利益を最大化することを狙うのが、トラリピの「戦略」の基本となります。
相場は24時間動き続けていますので、時間内にレンジ相場に対して、何度も繰り返し(=リピート)、自動取引を行うことができます。
しかも、設定できる取引設定は1つだけではないので、何本も罠をしかけるように取引設定(トラップ)ができることも、トラリピの大きな特長です。
設定では、大きな値動きだけを狙うのではなく、上述したように、例えば50銭くらいの小さな値動きに対して、何度も売買を行うことで、最終的な利益の最大化を狙っていきます。
小さな値動きの方が取引機会が増えますし、勝率のコントロールも現実的にとなります。
その分、利益が獲得できる確率も上がる、という風に、設定を調整していくこととなります。
そんなトラリピの場合、国内では、マネースクエアがサービス提供しています。
公式サイト:
マネースクエア
「みんなのシストレ」とは
引用元:みんなのシストレ
「みんなのシストレ」は、トレイダーズ証券が運営するFXの自動売買サービスです。
まるでSNSのような感覚で、パソコンからもスマートフォンからも、ごく気軽に利用できるため、FX初心者にも人気があります。
「みんなのシストレ」の場合、同じくトレイダーズ証券による「みんなのFX」で実際に取引をしているトレーダーたちのランキングの中から、優秀なトレーダーを自ら選び、フォローすることで、すぐに24時間自動売買を開始することができる、という特徴があります。
トレーダーのランキングは、合計損益や収益率、取引回数などの項目により順位付けされており、どのトレーダーを選べばよいのか迷ったら、「セレクターランキング」を参照することも可能です。
※「セレクターランキング」とは、みんなのシストレで実際に売買を行っているユーザーの利益ランキングです。
トレーダー選びが上手なユーザーがどのように利益を出しているか、実際にどのトレーダーを選んでいるのかも、各投資家において、チェックすることができます。
また、「みんなのシストレ」の場合、各種手数料が無料なことも、魅力のひとつです。
口座開設や口座の維持、取引やクイック入金や出金などの際にも、一切手数料がかかりません。
さらに、少額から取引ができるので、初心者も気軽にチャレンジができます。
24時間のフルサポートとして、いつでもメールや電話で相談ができますから、このあたりも、安心材料となります。
みんなのシストレ|公式サイト
「シストレ24」とは
引用元:インヴァスト証券
インヴァスト証券が提供する「シストレ24」は、国内No1の口座数、世界No1のストラテジー数を誇る、FX自動売買サービスです。
スマートフォンにも対応しており、少額での投資も可能、ということで、FX初心者から、熟練投資家の本格運用まで、幅広く対応できるサービスとして、人気を得ています。
サービス開始は2011年ということで、同種の自動売買・システムトレード系のサービスの中では、老舗といえます。
特長としては、
- サービス画面の使いやすさ
- ストラテジー数が5000種類以上と豊富
- さらに、老舗サービスということもあって「口座数NO.1」
という3点。
実際の取引利用においては、「Myシストレ24」という、同社独自開発の取引画面を使います。
この取引画面の使いやすさが、口座数NO.1を支える要素でもあります。
また選べるストラテジーの数が5000種類以上と豊富なため、資金の状況や相場にあわせて、臨機応変に適切な設定を選ぶことができます。
さらに、シストレ24は「フルオート」という機能も備えています。
フルオートとは、ストラテジーを一定のルールで入れ替えて設定しなおしてくれる機能です。
このあたりの機能も併用していけば、実質、毎日管理画面にログインする必要すらなくなりますから、気持ちの余裕を保った取引が可能となります。
国内では、インヴァスト証券がサービス提供しています。
インヴァスト証券|公式サイト
「トライオートFX」とは
引用元:トライオートFX
「トライオートFX」は、インヴァスト証券が提供する新しいスタイルのFXです。
自動売買も、裁量取引(=投資家が手動で行うトレード)も、すべてのFXの投資スタイルをこれひとつで実現することができる、いわばFXの最終形といえるかもしれません。
ポイントとしては下記3点。
- 業界最狭水準スプレッドにより、1,000通貨からの取引が可能
- 自動売買セレクトで、過去の成績から自動売買が選べ、複数の自動売買を組み合わせてポートフォリオ作成が可能
- スマホアプリとパソコン向けの豊富なツールが利用可能
さらに、取引上級者であれば、「ビルダー」機能を使って、自分のアイディアを設定し、自動売買にすることもできます。
ストラテジーの作成では、「自動売買セレクト」画面のメニュー「ビルダー」から、自動売買セレクトなどの既存のロジックをカスタマイズしてアレンジしたり、1から自身でオリジナルの自動売買を作成することも可能です。
パソコンだけではなく、スマホアプリからも作成「自動売買セレクト」画面から自動売買を作成できるので、時間と場所を選ばずに設定を行うことが可能。
もちろん、自作のものだけではなく、セレクトから選んだ自動売買と組み合わせてシミュレーションすることもできるので、幅広い視座から取引を行うことが可能となります。
トライオート|公式サイト
ループイフダンの設定方法
ここからは、本家にあたる「アイネット証券」と、ライセンス供与を受けた「ひまわり証券」が提供している、自動売買システム【ループイフダン】の具体的な設定方法について、お伝えしていきましょう。
ループイフダンにおける各項目の設定
ループイフダンでは以下のことを設定するだけで、FXの自動取引が始まります。
- 通貨ペア
- 売買方向(買いor売り)
- 値幅
- 通貨数(取引数量)
- 最大ポジション数
- 損切り設定
通貨ペアというのは、2国間の通貨を表した呼び方であり、例えばアメリカの「ドル」と日本の「円」の売買における通貨ペアは「米ドル/円(USD/JAY)」となります。現在は14種類の通貨ペアでループイフダンの取引ができます。
なお、ループイフダンには、上掲したトラリピ(マネースクエアが提供)にあるような、売買のレンジ幅を〇〇円~〇〇円と設定する機能はありません。
「追尾」といって、相場の流れに沿ってレンジ幅が移動されるようになっています。
通貨ペアの選択
ループイフダンは小さな売買の積み重ねで利益を稼ぐ取引であるため、狭いレンジ幅の中で価格が何回も上下動する通貨が最適です。
つまり、レンジ幅が狭ければそれだけ必要資金が少なくて済み、上下動が多ければ多いほど利益を生み出す機会が増えます。
そして、数ある通貨ペアの中でその条件に最も近い通貨ペアが、「豪ドル/円」です。
例えば、米ドル/円の直近5年間を見ると、80円から120円に向かって一方的に値上がる傾向を示しています。
一方、豪ドル/円は75円〜100円の間で値動きが上下動しています。
つまり、買いと売りの取引を何回も繰返せるため、それだけ多くの利益が望めます。
なお、アイネット証券の公式サイトには「レート変動幅確認表」があり、各通貨ペアにおける年周期ごとの高値・安値・値幅が一覧で表示されています。
売買方向の選択
ループイフダンの取引の前提は、
- 安く買って高く売る、
- または、高く売って安く買い戻す、
です。
つまり、相場レンジの中央値を境にして、そのラインより低い価格帯の時は買い、ラインより高い価格帯の場合は売りから始めれば利益の取れる可能性が高くなります。
中央値を把握できていない内に取引を始めると、高値で買いのポジションを持ってしまい、相場がちょっと下がっただけでロスカットされてしまいます。
FXでは一時的な相場の変動はあったとしても、長いスパンで見ると同じレンジの中に収まってくるものです。
5年から10年のチャートを調べると、目安となる中央値が見えてきます。
例えば、過去10年の最高値が120円で、最安値が80円の場合は中央値は100円になります。
後は、直近5年間の値動きを見て、相場の傾向をチェックすると、レンジ幅が絞れてきます。
現在の価格が過去のデータから割り出した中央値より下方か上方かで、買いと売りの判断を下します。
値幅の選択
値幅の設定に関しては、値幅を狭くすれば利益を得る機会が増えますが、ポジションが多くなるため、多額の資金が必要になります。
例えば、アイネット証券の場合、豪ドル/円では値幅を「10‣20・40・80・100銭」の中から設定できます。
米ドル/円の場合は「10‣15・25・50・100銭」になっています。
※ループイフダンでは、値幅を自分で自由設定することはできません。
10銭や20銭の狭い値幅にすると利益を狙いやすいのですが、取引証拠金が増えます。
また、100銭の広い値幅の場合は、決済できる機会が減ります。
値幅に関しては、一般的に40銭か80銭に設定されています。
通貨数の選択
ポジション数が多くなればそれだけ利益が多くなりますが、反面リスクも大きくなります。
また、資金面の問題も生じるため、始めは最小ロットの1,000通貨(取引数量:1)で様子を見るのが得策です。
取引数量を多くするくらいなら、ポジション数を多くした方が運用の面では効果的です。
また、ポジション数を多くすると、損切りラインが遠くなります。
最大ポジション数
所有できる最大ポジション数は「値幅」、「通貨数」、「取引証拠金」によって変わります。
ループイフダンでは、新規注文可能額の範囲内で発注できる最大ポジション数が表示されており、その中で数量を設定することになります。
ポジション数はできる限り多くしておくのが得策です。
ポジション数を少なくすると、必然的に狭いレンジでの取引を強いられるため、値幅のレンジが広がると、機会損失に繋がります。
簡単に言って、ポジションを5個しか買えない場合と10個買える場合では、10個買える方が相場の流れについて行けます。
それによって、相場が反転するまで買いを続けられます。
ループイフダンの「損切」設定
ループイフダンでは、含み損が増えると損切りが行われますが、損切り価格は、「値幅×最大ポジション数」で算出されます。
例えば、値幅が40銭で、最大ポジション数が5だった場合、「40銭×5=2円」の上下動で、損切りが実施されることとなります。
仮に、100円の買いポジションがあった場合、価格が98円になると損切りが行われます。
なお、値幅が40銭のため、40銭下がるごとに1本のポジションが損切りされることになります。
なお、値幅が20銭の場合は半分の1円下がるごとに損切りになってしまいます。
アイネット証券のループイフダンでは、損切りに関し、「あり」と「なし」の設定が選べるようになっています。
- 損切りありのメリット
損切り設定の一番の目的はロスカットの防止です。
ロスカットが行われるとその時点で多額の資金が消滅します。
ロスカットの前に、損失を最小限で抑えるために行うのが損切りです。 - 損切りなしのメリット
FX相場は(長期的に見れば)必ずと言っていいほど値を戻します。
つまり、現在損失の出ているポジションも、我慢をしていれば利益を生みだすようになる可能性があります。
そもそも、ルーフイフダンというのは、含み損を抱えながら、値が戻って利益が出たら売るという、というのが、一種の基本構造でもあります。
損切り【あり】がいいのか、【なし】がいいのか、という点については、投資家の間で意見が分かれるポイントですが、一般論でいえば、
- 相場が一方向に動き続ける【トレンド相場】では、当然、損切りによって損失を食い止めておくべきであり、
- 反面、相場が一定の範囲内にとどまり、その範囲内で上下動を繰り返す【レンジ相場】では、損切りなし、が適している、
ということとなります。
ループイフダンの必要金額の設定
ループイフダンを始める時、また、開始してからも値動き次第で、必要となる資金が変わります。
その必要となる金額を自動的に設定できる資料が「目安資金表」です。
目安資金表には「通貨ペア」、「通貨ペアのレート変動額」、「設定されている値幅」、「損失合計額」の項目があり、そこから導かれた必要な運用資金が「目安必要資金」として表示されています。
運用したい「通貨ペア」において、想定する「変動額」と設定したい「値幅」から算出される目安必要資金と照合すれば、自分で準備している運用資金で足りるかどうかが確認できます。
例えば、豪ドル/円の通貨ペアが今後1円未満の変動幅で収まると想定し、40銭間隔で取引を繰返したい場合に、目安必要資金はいくらなのかということが分かります。
逆に言えば、思惑と違って1円のレート変動が発生した場合に、ロスカットされないための運用資金の額を示してもいます。
目安必要資金は「レート変動幅を大きくするほど」、「値幅を小さくするほど」増えていきます。
ループイフダンの注文の設定(アイネット証券の場合)
ループイフダンの注文は以下の手順で行います。
- アイネット証券のトップページからログインページへ進みます。
- 「ループイフダン口座へログイン」をクリックします。
- 「ログインID」と「ログインパスワード」を入力し、「ログイン」をクリックします。
- 「レート」の画面が表示されるので、画面右上にある「ループイフダン注文」をクリックします。
- 注文の画面が表示されるので、各項目を入力し、「確認」続いて「開始」をクリックすると、取引が始まります。
ループイフダン豆知識
ここからは、実際のループイフダン運用に際して頭に入れておきたい、ループイフダンの豆知識をお伝えして参ります。
結局どれがいい?ループイフダンのおすすめ通貨ペア
投資家によって好みは分かれるところですが、ループイフダンの初心者には、まずは【豪ドル円B100×1(最大ポジション数25)】がおすすめです。
どうしてループイフダン初心者にB100がおすすめなのかと言うと、豪ドル円の値引きを平均すると大体1日に約1円(100銭)動くからです。
このため、慣れていない時は通貨量を減らし、慣れてきたら通貨量を増やす、という方策が効果的です。
豪ドル/円のおすすめ理由①メジャー通貨であること
ループイフダンなどのFX投資で有名な通貨ペアは、
- ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/ドル
- ボンド/円
- 豪ドル/円
です。
これらは取引通貨も多く、流動性があります。
実際問題として、マイナーな通貨ペアを使用するよりも、ある程度メジャーで、取引量の大きい通貨ペアを使用した方が、(特に初心者のうちは)大損をしにくいという傾向があります。
※今後、FXに関する知識が豊富になってきたら、さらにマイナーな通貨を使用してもいいでしょう。
豪ドル/円のおすすめ理由②過去相場における変動値幅が小さく、レンジ相場を作りやすい
各通貨ペアの、過去10年間の動きを見てみると、
- ドル/円
変動値幅は小さく、トレンド相場を作りやすい - ユーロ/円
レンジ相場を作りやすいが、変動値幅が大きい - ユーロ/ドル
変動値幅はそこそこ小さく、レンジ相場も作りやすいものの、初心者には少し扱いにくい - ボンド/円
トレンド相場を作りやすいものの、変動値幅も大きいのです。
上記のように言うことが出来ます。
これに対し、豪ドル/円の場合、レンジ相場を作りやすい傾向があるのに加え、変動値幅が小さいため、全体的に見ると、メジャー通貨ペアの中では、比較的、初心者でも扱いやすく、取り組みやすい通貨ペアであることが分かります。
ループイフダンを始めるにあたっての必要な資金は?
ループフイダンを設定する上で、
【有効証拠金=口座残高-含み損=取引証拠金+注文中証拠金+返還可能額>ロスカット値】
上記の関係式を守らなければなりません。
万が一【有効証拠金=口座残高-含み損=取引証拠金+注文証拠金+返還可能額<ロスカット値】になると、当然のことながら、ロスカットになってしまいます。
もっと分かりやすく言えば、有効証拠金がロスカット値よりも低くなれば、ロスカットになる、ということです。
返還できるお金がないということは、軍資金が底を尽きたということになります。
ループイフダンの仕組みは、日々注文と決済の繰り返しで、利益が積み重なります。
また、ループイフダンは原則として、ロスカットを除き、自動でマイナス決済はしません。
“損切アリ“という設定にしている場合は、最大ポジション数を超えると必然的に損切りが行われてしまいます。
こうしたことを踏まえ、ループイフダンを始めるにあたっての資金は、豪ドル円B100×1(最大ポジション数25)であれば約40万円程が必要資金になります。
今更聞けないループイフダンの単語と意味
FXはもちろん、ループイフダンを始めるにあたり、様々な専門用語・業界用語に触れることとなります。
せっかくの機会ですので、下記にていくつか、ループイフダンを行うにあたり最低限知っておいた方が良い単語と意味をご紹介します。
- 取引証拠金
新規注文をする時に必要な資金になります。
通貨ペアや設定値幅によって必要な資金が異なります。 - 注文証拠金
現在注文しているループイフダンの注文数に応じて必要な資金になります。 - 返還可能額
現在稼動しているループイフダンにおいて使用していない資金になります。 - 含み損
ループイフダンを運用する上で必ず発生する損失分になります。
決済をしない限り損失ではありません。
また、含み損が大きくなればなるほど有効証拠金が減ります。 - ロスカット
一定の損失が発生した時にこれ以上損失が大きくならないように強制的に取引を終了することです。
ループイフダンの設定について考えることで今後が決まる
ループイフダンを設定について、復習をかねてもう一言。
ループイフダンの取引設定を進めるにあたり、大きく分けて、3つのポイントを考えなければなりません。
「売り」or「買い」
「売り」(=ショート)で入るか、「買い」(=ロング)で入るか、は、出来るだけ長期のチャート、具体的には、過去5年~10年程度のチャートを見て、全体的な趨勢を把握してから、判断・設定を行うべきです。
中長期的な「中心値」と比べて、現在値が中心値よりも高いようであれば、「売り」(=ショート)から、
逆に、現在値が中心値よりも低いようであれば、回帰する可能性があると考え、「買い」(=ロング)から、といったように、
マクロ的な視座から、今後の為替動向について検討を行うことが望ましいでしょう。
通貨の選択
当然のことながら、価格の安い通貨を選ぶことで、必要資金と同義である「必要証拠金」が少なくて済みます。
また、価格の安い通貨にすることで、同じ資金量でも多くの本数を持つことができるというメリットもあります。
そして、必要証拠金が少なければ少ないほど、全体的な資金管理がしやすいという利点もあります。
スワップ
よほど為替の方向に自信があるのであれば別でしょうが、基本的には、マイナススワップとなる通貨よりは、プラススワップとなる通貨へと取り組みたいものです。
実際に経験した人が多いループイフダンの失敗例
アイネット証券やひまわり証券で口座開設を済ませれば、いよいよあとは、ループイフダンを具体的に実践していくフェーズに入ります。
ここで注意しておきたいのは、
- ループイフダンの具体的な設定や、
- 選んだ通貨ペアは、ごく順当なのに、
- その具体的な「やり方」がイマイチである場合、
ときに、非常にまずい投資結果を招いてしまうケースもある、ということです。
ループイフダンの失敗ケースのうち一般的なものとしては、主に下記3ケースがあります。
- 単一のストラテジーに集中してしまっている
ひとつの売買システムに集中して運用する場合、”当たれば”きわめて良好な投資結果をもたらすことがあります。
しかしながら、その反面、相場の方向性等によっては、大きな損失の元凶となるケースもあります。
”絶対に利益が出る”などという保証はどこにもない、FXの世界。そうしたステージで戦う以上、やはり、資金の「分散」は、必要なリスクヘッジ策となります。 - 単一の通貨ペアに集中してしまっている
複数の通貨ペアに資金を分散せず、単一の通貨ペアに集中してしまっている場合も、相場の流れによっては、損失の拡大へとつながる恐れがあります。 - 評価損の拡大を放置してしまっている
50pipsと100pipsのように、1取引で求める値幅が異なったとしても、上掲の通り、同一の通貨ペアを対象にしている場合、含み損が拡大すればするほど、大きな損失が生まれやすい状況になります。
ちなみに、ループイフダンの場合、値幅設定による損切りが、デフォルトでは備わっていません。
IFD注文を繰り返し行うシステムから、あくまでも、含み益だけを決済するシステムなのです。
その結果、リスクヘッジの効能を理解していない方が多いことでリスク管理が疎かになり、結果として、ループイフダンの運用で失敗してしまう方が少なくないのが現状です。
なお、アイネット証券のループイフダンには。“マイセーフティ機能“というものが搭載されています。
仕組みを簡単に説明をすると、
- 許容できる損失の大きさをあらかじめ金額設定により決めておくことができ、
- 相場動向に応じて、自動的に損切りが行われる、
というものです。
例えば、マイセーフティ機能を有効にし、損失許容金額を50,000円に設定した場合、全てのポジションで合計の含み損が、50,000円に達すると、自動的に、持っている全てのポジションが決済されます。
このように、マイセーフティ機能を「有効」にしてループイフダンを運用すると、損失リスクは一定範囲に限られ、たとえ最悪な事態が起きたとしても、あらかじめ設定した許容範囲内の損失で収まります。
反対にマイセーフティ機能を無効にしてループイフダンを運用すると、含み損が無制限に拡大し、損失のリスクが非常に大きくなるだけではなく、最悪の場合、元本が全て吹き飛び退場、という結果になることがあり得ます。
「少額でループイフダンを楽しみたい」「大きな損失はできるだけ避けたい」という方は、アイネット証券のマイセーフティ機能を使用してループイフダンを運用すれば、ループイフダンでの損失の絶対額拡大を、多少なりとも、避けることができるでしょう。
ループイフダンのデモとは
ループイフダンには、いつまでも無料で使える「デモ」機能が提供されています。
せっかくの良機能、ループイフダンのデモ機能を活用しよう!
投資はなんでもそうですが、初めて行う時には不安が先立つものです。ループイフダンのような自動的に注文が行われるリピート系の投資においてもそれは変わりません。そんな時に役に立つのが「デモ」の利用です。以下のような心配が解消されます。
- 注文をどのように設定すれば良いのかよく分からない。
- 注文はしてみたけど、思った通りに稼働するのか不安がある。
- 予定通りの利益が取れるのか、疑問が残る。
ループイフダンにはデモ口座が用意されており、いきなり本口座で失敗しないためにも、デモ口座を活用することが得策です。しかも、ループイフダンのデモ口座には利用期間の制限がなく、口座の流れを把握できるまで利用できるというメリットがあります。
FX業者の場合、デモ口座が無かったり、あっても30日間の期限が設けられていたりします。ただ、それも当然で、デモ口座の提供は利益が1円も得られないのに、サーバーなどのコストは負担しなければならないという、FX業者には何のメリットもありません。さらに、同じデモ口座でも、機械的に注文するシステムトレードのデモ口座はデータ量が多くなるため、投資家が自分の判断で行う裁量トレードのデモ口座よりもコストが増えます。
なお、ループイフダンのデモにはFX業者の口座を開設しなくても良いというメリットもあります。FX業者がデモ口座を提供する場合、本口座を開設したユーザーに限定している場合が少なくありません。ところが、ループイフダンの場合はメールアドレスさえあれば、本口座の有無を問わずデモ口座を利用することができます。ループイフダンに少しでも興味のある人はとりあえずデモ口座でトレードを試し、値動きの感触をつかんでから口座の開設を検討しても遅くはありません。
ループイフダンのデモと裁量トレードのデモの違い
裁量トレード用のデモ口座を体験したことのある人なら感じでいるはずですが、現実に自分のお金を投入していないと、どうしても本口座での取引と同じ心理状態での取引ができないというのが実態です。
本口座の取引において、利食いした後でトレンドが伸びて行った時の悔しさや、損切りをせざるを得なくなった時の苦しさは、架空の取引では骨身に感じることができません。裁量トレードの場合は所詮、デモ口座ではリアリティさに欠けます。
また、デモ口座では成功しても、いざ本口座になると、欲と恐怖のためにデモ口座と同じ判断ができなかったり、判断が遅れたりします。これが、裁量トレード用のデモ口座の弱点でもあります。
一方、ループイフダンのようなシステムトレードでは機械的に投資を行うため、裁量トレードと違って感情の介在する余地がありません。つまり、本口座でもデモ口座でも、結果が変わることはありません。それだけデモ口座の信憑性が高いということです。
つまり、ループイフダンのデモ口座でもって何ヶ月間利益を積み上げられたということは、本口座で自己資金を投入して運用した場合でも、同様の利益を得られるということです。
ループイフダンのデモ機能利用時の注意点
システムトレードには「バックテスト」という機能があり、過去のチャートに基づいて分析を行っています。当時の取引方法において、実際にいくらの利益が得られたのか、逆にいくらの損失が発生したのか、また勝率はどのくらいなのか、などを検証します。
投資家の中にはバックテストの結果を判断材料にして、ループイフダンの注文をする人が少なくありません。ところが、往々にして損失を出すことがあります。その理由は、過去の値動きが将来の値動きを示すものにはならないからです。
例えば、政治状況や経済政策などで一時的に環境が大きく変動した中での値動きは、将来的な予測には全く役に立ちません。バックテストというのは、「将来のシステムを想定するデータ」ではなく、「過去のシステムにおける損益の結果を示すデータ」に過ぎないということです。
デモ機能使用時は、フォワードテストに注視を
バックテストは過去のデータに基づいて表されるテストですが、リアルタイムのチャートに即して行うテストのことを「フォワードテスト」と言います。バックテストで検証されたデータがフォワードテストでどういう結果になるのかを確認し、その上で初めてデータを活用できるようになります。ただし、フォワードテストでも1~2ヶ月の短期間で判断するのではなく、数ヶ月は様子を見るのが賢明です。
フォワードテストの方法には主に以下の2通りがあります。
- デモ口座での運用
- 本口座における少額でのロット運用
システムトレードでの本口座の場合、少額とは言っても一般的に10万円単位での資金が必要になり、テストで使うには金額が大き過ぎます。デモ口座であれば、仮に損失を出たとしても実害はありません。納得のいく結果が得られるまで続けられるのが、デモ口座の最大のメリットでもあります。1~2ヶ月成功するとすぐに本口座でのトレードに移る人がいますが、ループイフダンは長期を基本とする投資であるため、はやる気持ちを抑えるのが成功の秘訣です。
ループイフダンのデモ機能の利用方法
例えば、ループイフダン大手のアイネット証券では以下の方法でデモ口座を利用できます。なお、氏名や住所などの個人情報の入力は不要になっており、気軽に申込めます。
- アイネット証券のWEBサイトにアクセスし、「デモ取引」をクリックします。
- 「無料デモ口座申込みはこちら」をクリックします。
- デモ口座の申込フォームが表示されるので、必要事項を入力して「確認画面へ」をクリックします。
- 確認画面で間違いが無ければ、「登録」をクリックします。
- アイネット証券から「デモ口座開設完了のお知らせ」のメールが送付されてきます。メールにログインIDやパスワード、デモ口座のURLなどが記載されています。
デモ口座のURLにアクセスし、ログインIDとパスワードを入力してログインします。なお、デモ口座の利用には「Adobe Flash Player」が必要なため、最新バージョンになっていないとアップデートを求められます。
口座状況の確認
右画面にある「口座状況」をクリックすると、現在の口座状況を確認できます。実効レバレッジ、口座維持率、ロスカット値などが表示されています。なお、デモ口座では300万円の仮想の資金が用意されています。
ランキングの照会
ループイフダンでは買い/売り、通貨ペア、最大ポジション数などが決済損益の高い順にランキング表示されています。
新規注文
- メイン画面にある「ループイフダンランキング」をクリックし、ランキング画面を表示します。
- ループイフダンランキングの中で、決済損益が高い売買システムを選択します。
- 「売買システム詳細」画面が表示されます。この売買システムで注文する場合は、「注文」をクリックします。
- 注文画面が表示されます。最大ポジション数については変更ができます。変更しない場合は「確認」をクリックします。
- 再度、確認画面が表示されるので、問題がなければ「開始」をクリックします。
ループイフダンの場合、最初の注文は成行注文となるため、すぐにポジションを持てます。なお、「ループイフダン照会」から、現在開始中の売買システムの一覧が確認できます。さらに、売買システム名をクリックすると、評価損益を見られます。
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